山岡鉄舟(やまおかてっしゅう )江戸城無血開城に貢献した豪傑「西郷どん(せごどん)」

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©NHK

西郷吉之助(鈴木亮平)率いる新政府軍旧幕府軍を追いつめます

そして、鳥羽・伏見の戦いで破れた徳川慶喜(松田翔太)は江戸に逃げ帰り、天子様への恭順の意を示しますが、新政府軍は追求の手をゆるめず、江戸総攻撃へと向かいます

そこへ旧幕府の勝海舟から一人の使者が送り込まれました

幕臣の山岡鉄舟(藤本隆宏)です

江戸城の総攻撃をやめてほしいと必死で訴え、自分の命と引き換えにといきなり切腹の体制に!

そんな鉄舟吉之助は心を動かされ、勝海舟と会うことを約束するのです



山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)

1836年~1888年

幕臣で剣の達人
勝海舟、高橋泥舟(でいしゅう)らとともに江戸を戦火から救った「幕末の三舟(さんしゅう)」の一人

1836年、蔵奉行の四男として江戸で生まれます

子供のころより剣術を学びその道を極めます

21歳の時に清河八郎の浪士組(新選組の前身)に加わります

しかし、過激な尊王攘夷思想をもつ清河八郎が問題を起こしたため、鉄舟も連座して幕府から謹慎処分となってしまいます

1868年、32歳の鉄舟は精鋭隊歩兵頭格となります

江戸城無血開城への道すじをつくる

鉄舟に新政府軍の西郷隆盛に使者として立つようにという密命がくだされます

当初は高橋泥舟(でいしゅう)が使者になるはずでした

しかし、高橋泥舟が徳川の護衛官として持ち場を離れられないことから、鉄舟を推薦したといわれています

当時、鉄舟は刀が無いほどに困窮していて、友人から大小を借りて官軍の陣営に向かいました

鉄舟「朝敵徳川慶喜家来、山岡鉄太郎まかり通る!」と大声で叫び、官軍の警備をものともせずに西郷の元へと向かっていったといいます

鉄舟徳川慶喜の意向を述べ、朝廷に取り計らうよう頼みます

この際、西郷から以下の5つの条件を提示されます

  1. 江戸城を明け渡す
  2. 城内の兵士を向島に移させる
  3. 兵器を全て差し出す
  4. 軍艦も全部引き渡す
  5. 将軍慶喜公の身柄を備前藩に預ける

幕臣として鉄舟は、最後の条件だけは拒みました

しかし、西郷はこれは朝命であると凄みます

鉄舟は涙を流しながら切々と訴えました

「西郷さんがお仕えしている島津のお殿様が、もしも慶喜公と同じ立場であったならば、貴男は島津様を人質になさると言うのですか?」

西郷は、最後まで主君への忠義を貫こうとする鉄舟の思いに心を動かされ、将軍慶喜の身の安全を保証しました

これによって奇跡的な江戸無血開城への道が開かれることとなったのです

西郷のことば

西郷鉄舟のことを下記のように言って賞賛したと言います

「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」

維新後の鉄舟は?

明治維新後は、徳川家達に従い、駿府に移住しました

清水次郎長とも意気投合したと言われています

1871年、35歳の鉄舟は廃藩置県に伴い新政府に出仕し、静岡県権大参事、茨城県参事、伊万里県権令を歴任

1872年、西郷の依頼により、鉄舟は10年間の約束で宮中に出仕し、侍従として明治天皇に仕えます

鉄舟の侍従時代のエピソード

侍従として取り立てられた鉄舟は、明治天皇が泥酔して相撲を取ろうとしたのをいなして諌めたそうです

皇居が火事の時にはいち早く駆けつけました

皇室からも特に信頼が厚かったようです

最後は胃ガンを患い、皇居に向かったまま結跏趺坐(けっかふざ)し、53年の生涯を閉じました

結跏趺坐(けっかふざ)とは?
座禅の座り方のひとつです。その死には門弟が殉死したり、明治天皇を始めとした多くの人が悲しみに打ちひしがれたと言われています

藤本隆宏(ふじもと たかひろ)さんプロフィール

1970年生まれ、福岡県出身

競泳選手として1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピックに出場

現役引退後、劇団四季に入団する

退団後はミュージカルや時代劇、現代劇など多くの舞台で活躍

【主な出演作品】

舞台:「ヴェニスの商人」「キャッツ」「エリザベート」「シラノ・ザ・ミュージカル」「フォーティンブラス」「レディ・ゾロ」「大つごもり」「イントゥ・ザ・ウッズ」「蜘蛛女のキス」

舞台:「KAKURENBO~かくれんぼ」では制作・作詞・演出・主演

テレビ「坂の上の雲」「花子とアン」「真田丸」「平清盛」「JIN-仁-」「家族狩り」

映画:「男たちの大和/YAMATO など多数

しのぶの一言

ドラマの中と史実とは少し違っていたようですが、それはまたそれで….

藤本隆宏さんのことをどこかで見たことあるなと思ったら、大河ドラマ「真田丸」で堀田作兵衛を演じてました

真田信繁(堺雅人)の最初の妻、お梅ちゃん(黒木華)の兄役です

強くて優しい作兵衛のことは印象に残っています

>>>大河ドラマ「真田丸」をもう一度視聴するにはコチラから

また、藤本さんは「JIN-仁-」では西郷隆盛を演じていて、西郷どんの鈴木亮平さんは藤本さんと会った時に「西郷さんの先輩だ!」と思ったそうです

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