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明智光秀(長谷川博己)は落ち延びた越前で、君主の朝倉義景と引き合わされる。
名家の朝倉家の当主、朝倉義景さまを演じるのは、ユースケ・サンタマリア。
ピンクの水玉のお着物なんか着ちゃって、見るからにチャラそう。
話してみると、軽薄で、恨みがましく、なんか適当そうだし、器が小さそうな雰囲気がプンプンします。
戦国武将というより、公家っぽいかんじ。
猛々しく、威厳があった斎藤道三(本木雅弘)とは大違いです。
義景は、生真面目で率直な明智光秀のことは、明らかに嫌いみたいで、光秀が座ってた場所をわざわざ下男に拭かせたりしてました。(笑)
リアクションがいちいち面白いので、目が離せません!
朝倉 義景(あさくら よしかげ)
越前国を治める朝倉氏は、応仁の乱以降、衰退する室町幕府の中でも強勢を誇った大名。
義景の継室に、朝廷内の実力者である近衛家の娘を迎えるなど、中央政権にもつながりがありました。
居城のある一乗谷(いちじょうだに)は、北陸道や美濃街道など交通の要衝も押さえており、一乗谷城を中心に豊かな国を営んでいました。
応仁の乱により荒廃した京から多くの公家・高僧・文化人などが避難し、一大文化圏を築き上げており、「北ノ京」とも言われていました。
義景自身も戦(いくさ)より文芸を好む人物だったようです。
足利義輝の没後、その弟・覚慶(足利義昭)を越前に迎え、烏帽子親として覚慶の元服を見届け、さらに義昭を奉じての上洛を画策するも、家中の反対にあい停滞する。
義昭が越前を出て織田信長を頼ることを知り激怒することになる。
ユースケ・サンタマリアさんプロフィール
1971年生まれ、大分県出身。
94年、ラテンロックバンド「BINGO BONGO」のボーカル&司会としてデビュー。
バラエティ番組のMCとして活躍。
バンドが解散後、「踊る大捜査線」に出演して一躍有名になる。
芸名の由来は、ラテンミュージシャンのモンゴ・サンタマリアにあやかったもの。
地味なルックスだったため、名前は派手で目立つものをと考えたとのことだそうです。
主な出演作
ドラマ:「踊る大捜査線」シリーズ 「わたし、定時で帰ります。」「ドクターX~外科医・大門未知子~」「テセウスの船」
映画:「交渉人真下正義」「あゝ、荒野」「泥棒役者」「食べる女」
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