華の影
2024年4月21日放送
・都で疫病が蔓延する。
・悲田院で道長とまひろが再会!
後宮文化が花開く
石山寺からの帰り道、さわはまひろに当たり散らし先に帰ってしまう。
家に戻ったまひろはさわに手紙を書いたが返事はない。
内裏の登華殿は若い公卿が集う場所になり、雪の降る日は庭で雪遊びなどを楽しんだ。
ある日、道隆の一族らが登華殿で舞を楽しんでいるところに、藤原詮子が訪れる。
詮子が騒々しい舞いを咎めると、伊周が反論。
伊周「ここではお上との間の垣根を取り払い、誰もが思うままに語らうことができる。これこそがお上がお望みになる後宮の姿にございます。女院さまにもそのことをおわかりいただきたくお願い申し上げます。」
都では放火事件が相次ぎ、道隆らはこれを自分たちに妬む者たちの仕業と疑う。
疫病が蔓延
都では疫病が蔓延していた。
一条天皇は道隆に対策を講じるよう命じるが、道隆は疫病は貴族には伝染らないとして他の事案を優先する。
まひろの家に、かつて文字を教わった少女、たねが訪れる。彼女は両親が薬草を求めて悲田院に行ったまま帰ってこない言う。
まひろは乙丸とたねと悲田院に向かう。そこで多くの疫病患者が苦しんでいる様子を目の当たりにする。
たねは両親の遺体を見つけて泣き叫ぶ。たね自身も熱を出し始め、まひろが看病するものの、やがて彼女は息を引き取った。
まひろは苦しむ人々を頬っておけず、そのまま悲田院に残り、病人の世話を続ける。
道長は道隆に早急に疫病対策をとるよう進言するが、道隆は放火対策のほうが重要だと言い、耳を貸さない。
やむなく、道長は自ら悲田院へ向かう。そこでの惨状に絶句し、医師からは内裏の無関心を告げられる。
悲田院で看護を続けていたまひろも疫病に感染し、発熱する。
悲田院で道長と接触したまひろは気を失う。道長は彼女を抱え、自宅へと連れ帰り、一晩中献身的に看病する。
夜が明けるとまひろの熱は下がり、道長は帰宅。
家に戻ってきた道長を見た倫子は、彼が誰かを深く思いやっていることを感じ取る。
感想
意識を失っているまひろに思いをぶちまける道長。本気で愛しているからこその言葉の数々が熱い!
そして倫子の女の勘の鋭さよ。
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