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自らを銭の犬と呼ぶ方久さん
武士が中心の大河ドラマに銭の犬が前面に出てくなんて珍しいことですよね
でも、意外と言ってることはけっこう正しい気もします
お金を稼ぎたい人は方久さんの言動を参考するとよいのかもしれません
もくじ
どうやって商売を始めたのか?

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最初、方久さんは無一文でした
名前もなく、ボロをまとい汚い小屋に住み乞食みたいな男
でも、自分の中ではこのままでは終わらないという信念は持ってたようです
ある日、小屋に転がり込んできたのが家出してきた金持ちのお嬢さん
男は一晩泊めてあげます
このお嬢さんがおとわ(直虎)です
男は、この子が領主の一人娘だと知り、これを利用しようと思いたちます
男はお嬢さんを袋に詰めて、領主の家に向かいました
男があんまり小汚いので、始めは人さらいと勘違いされたもしますが
一応ほうびとして今まで手にしたことのない金銭をもらいます!
男は初めて手にする大金にビックリしますが、それを元手にすぐに商売を始めました
ここでのポイント
- お金が貰えそうなネタがあればすぐ利用する
- お金が入ったら即、商売を開始
この男はこの大金をパァーッと使ったりはしなかったのです!
ここ大事ですね!
普通の人はお金が入ったら使っちゃいますよね〜
美味しいもの食べに行っちゃいますよね〜
でもそれではお金持ちにはなれないってことです
どんな商売をやったのか?

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余った魚を安く仕入れて干物にして売る
儲けたお金で、潰れかけた茶屋を買い取り安くお茶を出す店を経営
茶に来た人々からネタを仕入れて、儲かりそうな話に乗っかる
そうやって儲けた金を貸して金利でまた儲ける
そんな具合に、方久さんは金儲け街道をまっしぐらにひた走りました
ここでのポイント
- 最初は小さくてもいいのでとにかく始める
- 上手くいったら、それを元でに新しいビジネスを展開
- 情報を仕入れるのも大事
- おいしい儲け話にはとりあえず乗っかる
お金もうけにはどんな秘策を使ったのか?
偉い人や役人にすり寄る

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偉い人に近づける機会があればすぐいきましょう
直虎が城主になったときも真っ先に挨拶に行っています
また、行政をとりしきる役人を押さえることは重要です
自分が商売がやりやすいようにちゃんと根回しするのは超大事ですね
その後、今川をうまく使いたいと考えた方久さんは、まず役人の関口さんに挨拶に行きました
まずは顔を覚えてもらい、できれば、気に入ってもらえると尚いいですよね
勢いのある武将にすり寄る

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武将でもこれから活躍しそうな人がいたら、即、近づくことが大事です
今まで他の武将に庇護をうけていたから、そんなのに構うことはありません
義理人情とか気にしすぎては金儲けはできません
新しい勢いのある人にすり寄りましょう!
これからは今川じゃなくて徳川家康の時代が来るんじゃね!と思ったらそのウェーブに乗っていかないとね
権力の会いにいくときは相手が喜ぶものを持っていこう

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お願いごとがあれば、手ぶらで行くのはNGです
そして、相手の喜ぶものが何なのか、ちゃんとリサーチしましょう!
お金なのか、名声なのか何なのか
それによっても差し上げるものが変わってきますよ!
それで商談が上手くいく可能性は格段に上がります!
方久さんは関口殿のことろへ行くときに、珍しい香のものをプレゼントしました
関口殿はその良い香りにすっかりヘロヘロにしなってしまいます
その結果、方久さんは関口殿の懐に入ることに成功しました
需要が高く、利益率の高い商品を扱う

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最初から大きく儲けるのは難易度が高いですが
ある程度元手ができたら、さらに大きなビジネスを展開しましょう!
その頃には、なにが儲かるのか掴んでるはず
需要の高く、利益率の高い商品へ大きく投資して大きく稼ぎましょう!
方久さんは、戦争にビジネスチャンスを見出しました
戦争が起これば、武器が売れるし
戦争が終われば、新しい城などの建物を作るために材木が売れます
方久さんは勢いのお金のありそうな人を見つけては、武器も材木も節操なく売りまくってました
身の安全も大事

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でもね、命あってのもの種です
あまり危険なことに手をだしてると命を狙われることにもあるかもしれません
あまり節操ないこをやってると人に恨まれることだってあります
武器を売りさばいていた方久さんも、自分の城を乗っ取とられてしまいます
そして多くの人が死傷したのには、さすがの方久さんも参っていたようです
寺に身を寄せて、呆然としていました
でも、そこで終わる方久さんじゃなかった
人の役に立つ、そして儲かるビジネスへ

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方久さんは、寺で昊天さんが薬を作っているのを目にします
そこで、閃いたのです
そうだ!坊主になろう!
そしてすぐさま、昊天さんに弟子入りしました
いや、僧になる気なんてないのです
やりたいことはただ一つ、薬を売って稼ぎまくることです!
そのために薬に詳しい昊天さんについて、薬品製造を学ぼうという魂胆です
方久「これよりは薬を商います。ないところにはばらまき、あるところからはぼったくり!再び巨万の富を得とうございます」
変わり身の速さ、大事です!
それに薬は、利益率の高い商品ですからね
これから儲けまくるのでしょうね〜
しのぶの一言
金儲けのために、とことん突き抜けれる方久さんはすごいですよね
そして、その才能を認めて、方久を利用する事を考えている直虎の頭の柔らかさもまた素晴らしいです
領地を守るということは、戦争の勝ち負け以外にも、領地を運営するということが大事な要素ではあるはずです
でも運営というと、地味で大河ドラマのテーマにはなりにくいし、今まではほとんど扱われたことがないのでは?
ところが方久さんの登場で、これについて面白おかしく、そして深く掘り下げられていて、そういう意味でも、今回の大河ドラマは本当に面白いなぁと思います
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