水泳の金メダルリストの北島康介さんが水泳選手役で登場しました。(第40回)
北島康介といえば、「なんも言えねえ」とか「ちょー気持ちいい」の名言がおなじみですが、古橋さんも「ちょー気持ちいいじゃんねー」というセリフをキメていました!
北島さんが演じるのは、古橋廣之進(ふるはしひろのしん)という戦後の水泳のスーパスターのような方です。水泳競技の世界新記録を次々と更新し、戦後の日本の人々に勇気を与えました。
古橋廣之進(ふるはしひろのしん)とは
1928年生まれ、浜松市西区出身
水泳選手、指導者
戦後、自由形の世界記録を次々と樹立する。
現役引退後は、国際水泳連盟副会長、日本水泳連盟会長、JOC会長などを歴任する。
2008年 (平成20)文化勲章受章
2009年死去
日本復興のシンボルとして
第二次世界大戦後、敗戦国である日本はオリンピックの出場が承認されなかった。
そこで、日本でロンドン大会と同日に日本選手権を開催する。
古橋は、400メートル自由形と1500メートル白由形で世界記録を更新。
非公認ながらも世界記録を連発する姿に日本中は熱狂した。
そして1949年、日本の国際水泳連盟に復帰が認められる、同年にロサンゼルスで
開催される全米選手権に招待された。
古橋は自由形の400メートル、800メートル、1500メートルでそれぞれ世界新記録を樹立し、フジャマのトビウオとたたえられた。
古橋は1952年のヘルシンキ大会で念願のオリンピーク出場を果たすもメダルには手が届かなかった。
しかし、世界記録を連発した姿は日本の復興のシンボルとして人びとの心の拠り所となったのである。
北島 康介(きたじま こうすけ)
1982年生まれ
東京都出身
水泳競技、プロ競泳選手
アテネオリンピック並びに北京オリンピック100m平泳ぎ、200m平泳ぎの金メダリスト
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