牢名主(マキタスポーツ)の頭についたバナナの皮の意味「いだてん(韋駄天)」

2019banana

©NHK

牢獄で出会った牢名主(マキタスポーツ)はバナナを房ごと持っていました。

孝蔵(森山未來)はバナナを分けてもらったお礼に落語を披露するのですが、牢名主はその度に寝落ちします。

そして、2度目に起きたときには、牢名主の頭にバナナの皮が貼りついてたので笑ってしまいました!

ハゲ頭にバナナを貼り付けた犯人はだれ?

やっぱり、こうちゃん…?などと考えていたら、これには意味が隠されてるのでは?と思えてきました。



円喬の死

孝蔵は敬愛する円喬(松尾スズキ)の死を牢獄の中で知ります。享年47歳。突然の死です。

孝蔵は呆然とします。

師匠の円喬から言われてしぶしぶ巡に出ていた円喬。その間にまさか、師匠が亡くなるなんて思ってもいませんでした。

牢名主からなにかおもしろい噺をと請われて、師匠の十八番(おはこ)だった文七元結(ぶんしちもっとゆい)を披露します。

文七元結

身投げしようとしていた赤の他人を放っておけず、大事なお金をあげてしまう噺

寝落ちする牢名主

ところが、孝蔵が噺を始めると牢名主は寝おちしてしまいます。

理由を聞くと、話が面白くないからだと言うのです。

牢名主「お前さんどこか可笑しなところがある。でも話をはじめるとおかしなところが消えてしまう。

バナナを食っている今のほうがよほど面白いよ。

うめぇもん食う時はうまそうに食うだろう。面白い話をする時は面白そうにやれよ

孝蔵「そういうくせぇことはやりたくない

牢名主「くせぇかどうかを決めるのは客じゃねえか。こっちだよ。そうだろう?」

くせえことは?

大げさ、わざとらしい

「くせいこと」ここでは、大げさな芝居わざとらしい芝居という意味です。

孝蔵は何かを悟ったようでした。
そして、今度はくさくやります!と宣言。

円喬が降りてきた?

孝蔵は、今度は感情を込めて熱く語り始めます。まるで、孝蔵に登場人物の長兵衛文七が乗り移ったようです。

やがて、円喬の姿も重なります。まるで円喬の幻と対話しているようなかけ合いになります。

長兵衛がお金を落として困っている文七に百両を投げつけるシーンが一転。見送りに駆けつけた円喬が最後に孝蔵に高級タバコ投げてよこしてきたシーンに変わります。

孝蔵は思わず泣きながら、「師匠ー」と叫んでいました。

こんちくちょー。こんちくしょー。

だけど、牢名主さんといえば、また寝おちしてました…。

バナナの皮の意味

噺が終わると、孝蔵は看守にハサミを借りて、長かった髪の毛をジョキジョキ切り始めます。目を覚ました牢名主はビックリ!孝蔵はもっとクサくやるためになんだと笑います。

その時、牢名主のハゲ頭には、バナナの皮がまるで前髪のように張りついておりました〜(笑)

そもそも、なぜ牢名主はそんなに寝たり起きたりしたのでしょうか?

そのことをずっと考えていたら、ある考え浮かんできました!

見えない力が働いた説

牢には孝蔵が語っている時に、何かが降りてきてたのでは?と思うのです。

円喬は天に召される前に孝蔵に何かを伝えたくて、あの場でメッセージを送っていたのではないかなと。

孝蔵円喬と会うまではどうしようもないダメな男でした。職も転々として、酒癖の悪い、手癖も女癖も悪く、その日暮らしを送っていました。

でも、ある日落語を知り、落語の道進むことを決めて、円喬に弟子入りをお願いします。

孝蔵は何か光るものを持っていたのでしょうか。あるいは落語の噺に出てくるようなダメな男だったから気を引かれたのでしょうか。

円喬は意外にもあっさりと孝蔵を受け入れます。孝蔵も心機一転に頑張っていました。

でも、またしくじってしまったのです。

新しい師匠に追出されて、無銭飲食で捕まり、牢に入れられて、元のダメ男に逆戻り。でも、なんとか孝蔵を助けてやりたい!

テレビを見ていた人はみんなそう思ったはず!

亡くなった円喬の魂もそう感じていたのではないでしょうか。

だから、あの牢の中で見えない力が働いたのではないのかと思えてならないのです。

孝蔵が牢に入れられ、落胆し、苦しみもがき、結果的にはひと皮むけることができました。

それを象徴するのが、バナナの皮

孝蔵はここでひと皮むけましたよ!

と強調するために、わざわざバナナの皮を牢名主に貼り付けた。というオチなのではと勝手に考えた次第なのでございます。

しのぶの一言

こうの牢でのシーンは、「いだてん」の神シーンの1つになることは間違いないでしょう。森山未來さんが最後に髪の毛を自分でジョキジョキ切っていますが、あれは自毛でこのシーンのために長く伸ばし、本番でハサミをいれたのだそうです。

だから臨場感あふれてたのですね。

孝蔵の落語シーンは、前の付き馬のときもそうですが、毎回、鳥肌が立ちます!森山未來さんの凄さに圧倒されます。

この後もまだ落語シーンでまたどのように成長を見せるのか、楽しみでしかたありません。


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