スヤ(綾瀬はるか)と金栗四三(中村勘九郎)の出会いと別れ

suya_siso1

©NHK



春野スヤ(綾瀬はるか)と金栗四三(中村勘九郎)の出会い

四三は幼少の頃、容態が悪化した父を診てもらうために、かかりつけの春野医師を呼びに行きました。

走っているうちに足に怪我をしていた四三を見た春野医師は、娘のスヤに手当てをするよう命じて、自分は金栗家へ向かいます。

怪我の手当てが終わり、暗い家路を急ぐ四三スヤが追いかけてきました。ちょうちんを貸してくれようとしていたのです。

ところが、追いかけて来たスヤは転んで怪我をしてしまいます。四三は困りました。父の容体が心配で急いで行きたいけれど、夜道に1人スヤを放って行くわけにいきません。

次の瞬間、四三スヤをおぶって金栗家へ走っていました。四三が金栗家に着くと、残念ながら父はすでに息を引き取っていました…。

それが2人の出会いでした。

春野スヤ(綾瀬はるか)ハイカラさんみたい!「いだてん(韋駄天)」
2013年の大河ドラマ「八重の桜」で主演し、その凛々しい姿に日本中が魅了されたのは、5年前のことなんですね。今回「いだてん」...

スヤと四三、学生時代に再会する

時がたち、スヤはかわいい女学生になっていました。元気に歌いながら自転車で帰宅する途中、橋の上にたたずんでいる四三を目撃します。

四三は海軍兵学校を目指していたのですが、試験に落ちていしまい落胆していたのです。四三は思いつめ、橋から身を投げようか思案していたところ、スヤが声をかけます。

スヤに試験に落ちたことを打ち明けると、スヤは明るく励まします。

「丈夫ならそれでよかたい。丈夫な体ば、お国のために使うか、自分のために使うか、決めるのは四三さんたい、自由ったい」

金栗はその言葉で、試験に落ちたことを吹っ切ることができました。

自転車節

自転車節は帰り道、四三は自転車をこぐスヤの横を並んで走り、スヤに教わった思い出の歌です。

「あいたかばってんあわれんたい〜♪」自転車節を訳してみた!「いだてん(韋駄天)」
第2回で「会いたかばってん、会われんたい!」と自転車をこぎながら、元気に歌う春野スヤ(綾瀬はるか)がカワイイと絶賛されています。 ...

四三はその後、東京高等師範学校へ進学しました。

学校では音痴だと笑われたことがあり、この歌で音痴を克服しようと試みたりします。

帰省した四三とスヤの楽しいひととき

四三は熊本へ帰省すると、スヤは会いに来てくれました。

いきなり団子を持って来てくれたり、自転車で汽車に併走してエールを送ってくれたり。

川で裸で水浴びをしていた四三に声をかけ、四三さんの全裸を見てしまうスヤちゃん。

現在なら通報されるレベルだが、昔は緩かったようです(笑)

普通の女子なら赤面して逃げ出すところだけど、スヤは久しぶりに四三に会えてうれしさを隠しきれない様子。四三さんも嬉しそうです。

でもスヤの結婚話が…

スヤは女学校卒業後は嫁ぐという噂を聞き、四三は密かに動揺してしまいます。

四三スヤも気が合い、お互い好意を抱いていたようだけど、まだ恋という程ではなかったようです。

その頃は、子どもの結婚相手はまだ親が選ぶ時代です。医者の娘であるスヤは裕福な家で、貧しい金栗家とは釣り合いもとれません。

それに四三はまだ学生という身分。諦めるしかありませんでした。

スヤを担保に借金?

四三はマラソン大会で入賞してから走ることに熱中し、ついにはオリンピックのマラソンの代表出場選手に選ばれます。

でも自費で参加することになり、お金のない四三は窮地に追い込まれます。しかたなく、実家の兄に頼みますが、金栗家にもお金はありません

金栗家一同が春野医師に刀を売りにきてるのを目撃したスヤはこんな提案をしました。

「池辺家に相談してみてはどうだろう?」

池辺家とは、スヤがこれから嫁ぐ家で、玉名の庄屋で資産家と知られています。

父の春野医師も驚きますが、スヤ実次(中村獅童)を伴って池辺家を訪ねます。

実次は、池辺家で弟の四三がオリンピックに出るためにどうしてもお金が必要なことを話します。

長男の重之は難色を示しますが、母親の幾江(大竹しのぶ)がスヤの頼みであるのならと承諾して、お金を貸してくれました。

その後、スヤは池辺家に嫁いで行きました。

スヤが嫁ぐということは、他家の奥さまになるということ。

学生の頃のように、一緒に歌いながら歩いたり、河原でおしゃべりするような日々はもう来ないのでしょう…。

しのぶの一言

イケメンとはいえない四三になぜスヤが思いをよせたのかを考えてみました。

やはり、それは最初に出会った時に四三がどんな人なのか知ってしまったから。

親の死に目に会えるかどうかという瀬戸際の時に、自分を見捨てて一人で走って行った方が断然早いはずなのに、それをしなかった。

人って切羽詰った時に、本当の姿が出てしまいます。

スヤは四三が誠実な人だということを感じたのでしょう。歩けなくなった自分を四三はおぶってくれた。

そして、四三の背中で揺られながら、四三のピュアな思いをずっと感じていたのではないかと思うんです。

それが、やがて四三を応援したいという気持ちに変わっていっていったのではないでしょうか?

四三も初めはスヤの太陽のような明るさにたじろぎなからも、励まされ元気をもらい、ともに笑い会える関係になっていったのでしょう。

スヤが結婚することで、2人の関係は終わりかと思われますが、その後もいい関係は続くようです…

◎「いだてん」を今すぐ見るには ➡ コチラから

◎ その他の関連記事は ➡ コチラからどうぞ!

◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!

友だち追加



シェアする

フォローする