第11話 2020年3月29日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
人質交換
竹千代(岩田琉聖)と織田信広の人質交換が行われた。
信長(染谷将太)は竹千代を今川に渡すことに反対していた。
しかし、竹千代は信長にこう言ってのけた。
「今川はいつか討つべき敵、その懐に入って敵を見てみたい」
今川に入った竹千代は、義元(片岡愛之助)から接待を受ける。
「いつ三河へ帰してもらえるのか」と竹千代が問うと、軍師の雪斎(伊吹吾朗)が、三河にいる織田勢を叩き潰すまでしばらくの辛抱だと諭す。
義元はその後、三河を救うという名目で、大軍で尾張の知多半島に攻め、織田方の南部の領地を次々と制圧した。
今川の勢いに、織田は追い詰められた。
同盟関係の尾張はどうする?
織田と同盟を結んだばかりの美濃も苦しい立場に追い込まれる。
利政(本木雅弘)は息子の高政(伊藤英明)や稲葉ら有力国衆に突上げられる。
盟約を結んだ以上、織田から頼まれれば今川と戦わねばならない。しかし、今は稲刈りどきで忙しく、織田のために田を捨てて戦に出る兵など一人もいない。
織田の家老・平手政秀から援軍を要請がきていた。
平手への返答するため、十兵衛(長谷川博己)は那古野城へ使いに出された。
利政が援軍を送らぬと決めたことを告げると平手は怒りに震えながら部屋を出ていった。
和議への道を探る
何か打つ手はないかと十兵衛が考えていると、信長がやってきた。
信長は、勝てる見込みはなく、刈谷城を渡して和議に持ち込むしかないだろうと話す。
十兵衛はふと、美濃の守護家の内紛で頼芸が甥の頼純と争ったとき、京の将軍家のとりなしで事が収まったことを思い出す。
十兵衛が親しくなったという将軍の側仕えの者を頼ってみてはとどうかと帰蝶(川口春奈)が言いだし、十兵衛は引き受けるしかなかった。
頼芸に頭を下げ、和議のとりなしを将軍に願い出てもらうという十兵衛の提案は利政に一蹴する。
やりたければ勝手にやれ、自分はびた一文出さぬと言い張る。
もはや頼芸に直願するしかなく、十兵衛は高政に頼み、頼芸の館に連れて行ってもらう。
頼芸も難色を示す。
利政が頼芸を美濃から追い払い、自ら守護に就こうとしているという噂がある。それでも利政の尻拭いをせよと言うのかと高政に問う。
それが真なら、父を殺してでも頼芸を守る、と高政は答えるしかなかった。
頼芸は将軍への文と金十枚を与えた。
将軍・義輝と再会
京では、細川家の家臣の三好長慶が兵を挙げて下剋上を果たしていた。
この争いに巻き込まれた将軍・義輝(向井理)は細川晴元と共に都落ちし、近江の堅田に逃げ込んでいた。
十兵衛は文と金を携えて近江の坂本までやって来たが、堅田の入り口は三好の軍勢が固めていて追い返されるだけだと聞く。
途方に暮れていると、薄汚れた風体の男が声をかけてきた。なんと、細川藤孝(眞島秀和)であった。
藤孝は朽木に落ち延びているという将軍・義輝の元へ十兵衛を連れて行ってくれた。
義輝は十兵衛のことをよく覚えていて、今川と織田に和議を命じる使者を出すと約束してくれた。
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