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第11回 許されざる嘘 あらすじ
2022年3月20日(日) 放送
鎌倉殿の誕生
頼朝から八重と夫婦になる話を持ちかけられる義時。しかし、親族一同集まる中で八重にきっぱりと断られてしまう。
義時は大泣き。それからは悲しみを断ち切るように仕事に打ち込む。
鎌倉に頼朝の御所が完成。挙兵以降の武功を義時がまとめ、それを元に恩賞を与えることになる。
以前、一番の働きをしたら侍大将にしてほしいと言った和田義盛は侍所別当に任命される。
侍所別当は家人のまとめ役である。
梶原景時は後に、義盛配下の侍所所司に任命される。
頼朝は家人一同を集め、所領を与え、主従の契を交わす。
義時「これより佐殿は鎌倉殿。ご一同は、その家人、御家人であります。」
同じ日、清盛は以仁王をかくまった圓城寺を焼き討ち。さらに平家にたてついた奈良の寺々を平重衡が攻め、東大寺なども焼き討ちにする。
御所に入ってから、りくはずっと不機嫌のままだ。夫の時政が頼朝から軽んじられ、どんどん影が薄くなっていくのが気に入らないのだ。
一方、実衣と全成は次第に親密になっていく。
頼朝の弟、義円(ぎえん)は文武に優れ、皆から一目置かれる。それが義経には目障りだった。
清盛の死す
1181年(治承)2月4日、清盛が64歳の生涯を閉じる。清盛は息子・宗盛に自分の墓前に頼朝の首を供えよと言い残してこの世を去る。
宗盛は政権を後白河法皇に返上するが、頼朝追悼の院宣を求める。
頼朝の叔父、源行家が鎌倉に現れる。頼朝は面会を避ける。
行家は弟たちに平家討伐に誘うが、皆応じようとしない。
京で行家に世話になったことのある義円だけは心苦しく思い、そのことを義経に打ち明ける。
義経は義円に行家に同行することを勧める。
義円は頼朝宛の手紙を義経に託し、行家と出立する。義経は義円がいなくなると手紙を破り捨てる。
その様子を見ていた梶原景時は頼朝に報告。
頼朝は義経を呼び出し、義円がどこへ行ったか問うが、義経は知らぬふりをし、ことづても手紙も受け取ってないと嘘をつく。
頼朝は義経が捨てた手紙を示し、義経を叱責し、謹慎を命じる。
頼朝「いずれはお前に跡を継がせてもいいとさえ考えおるのだ。心を磨いてくれ。」
行家の軍勢は、墨俣川で平家の軍勢と激突。義円は敵方に捕まり討ち取られる。
政子が懐妊
政子が懐妊。頼朝は跡取りになる男子を所望する。
全成によれば親が徳を積めば望みの子が生まれると言う。そこで先の戦で捕らえた者を許し、恩赦によるご利益にのぞみをかけた。
義時は伊東祐親・祐清親子に恩赦を伝える。祐親はすっかり柔和な顔つきになっていた。
畠山重忠は祐親の雑色だった善児を捕らえていたが、扱いに困り、梶原景時に相談。善児の所持品から宗時の所有物が出てくる。宗時を討ったのはこの男かもしれないと疑う。
全成は占いの結果を頼朝に伝える。
政子の子は、千鶴丸が成仏すれば再び男として生を受けることができるが、千寿丸を殺した伊東殿が生きている限り、千鶴丸の成仏は難しいという。
頼朝の視線の先には景時の姿が見えた。
三浦館では、伊東親子が直垂に着替えていた。そこに善児が現れる。次の瞬間、善児は刀を抜く。
駆けつけ義時に影時は伊東殿がご子息とともに自害したと伝える。
義時は自害など到底信じられない。
景時「この件は、速やかに収めよという鎌倉殿の強いお指図があるのです。」
義時は御所に戻り頼朝に詰め寄る。
義時「人を許す心が徳となるのではないですか?それゆえ、望みのお子を授かるのでは?」
全成は占いの結果に青ざめ、実衣に打ち明ける。
全成「頼朝胎内の子は生まれても寿命が短いとでている。千鶴丸は成仏できない。千寿丸を殺めた者がまだ生きている限りは。」
ちょうどその時、景時が善児を雇おうとしていた。
感想
雰囲気のある音楽をオチで急に止めたりして、ふざけるのが面白い。
義円を義経がどんどん嫌いになっていく時の表情が秀逸。義経は天真爛漫な見せかけて、とてつもなく性悪な武将として描かれているのが斬新。
政子の懐妊に喜ぶ裏で、千鶴丸の事が蒸し返され、不穏な事件が起きてしまう。千鶴丸は本当に可愛い子だったのに。
政子の子が無事生まれるのか心配。
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