第2回 佐殿の腹
2022年1月16日(日)放送
あらすじ
伊東祐親(すけちか)と北条時政が北条家の門前でにらみ合ってるところへ相模の武士団を束ねる大庭景親(おおばかげちか)がやって来ます。
景親は仲裁に入り、源頼朝を北条家で頂かることで決着。
義時の姉・政子は嬉々として世話を焼き、頼朝と政子の距離は一気に縮まる。
八重(やえ)を頼朝に引き合わせるよう八重の祐清(すけきよ)と宗時らが画策するが、頼朝には断われてしまう。
政子は八重に会いに行き、頼朝への思いを断ち切るようにと申し出る。
義時は姉・政子が八重の二の舞になることを心配し、頼朝に「姉に近づかないでほしい」と頼みに行く。
頼朝は他言しないよう念を押してからこう話しはじめた。
「いずれは挙兵して平家を倒す。そのためには北条家の後ろ盾が必要だ。これからは自分の義弟になって自分を支えて欲しい。」
義時は頼朝の真意を知り、思わず呼応する。
関連情報
乳母(めのと)とは
乳母は、夫とともに貴人を幼いころから養育・後援する役目を担います。ただ授乳をするだけではありません。このため、乳母やその一族と貴人とのつながりはとても深いものとなり、強い主従関係で結ばれて大きな発言力も持ちました。
頼朝には比企尼などの複数の乳母がいて支援を続けていました。
感想
平家側につく武士に義時は無理やり跪かされる。こんな理不尽な行動がやがて平家を追い詰めて行くわけですね。
それに比べて源頼朝の人の心をつかみ動かす上手さよ。
政子が八重と対決にはドキドキ。いきなり元妻に思いを断ち切るよう迫るなんてスゴいな。
対する八重も夫婦の生活を忍ばせるようなエピソードを残してみせて去って行く。
悲しみをまとったその姿がなんとも美しかった。
義時「出ていってください!」からの頼朝「義弟になれ!」へ展開も見事でした。
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