三河平定戦
2023年1月22日
刈谷城攻め
三河城にいる松平元康へ今川氏真から書状が届く。
岡崎にとどまり、三河から織田勢をことごとく打ち払ったのちに駿府に帰参せよ、とのこと。
今いる兵だけ織田勢とは戦うのは無理がある。家臣の鳥居忠吉が元康たちを秘密の場所へ導く。そこには金や兵器が山と積まれていた。
元康が主になったときのためにこっそりと貯めていたというのである。おかげで兵を雇うこともでき、戦支度が整えられた。
目下の敵は、かつて松平家を裏切り、織田方に転じた水野信元(のぶもと)である。元康の母、於大(おだい)の方の兄であり、元康の伯父である。元康は伯父の水野信元が嫌いだった。
永禄3年(1560年)7月下旬、元康軍は刈谷城攻めを開始するが、織田軍が背後から攻めれ、元康軍は敗走する。
織田信長は元信に元康本人を連れてくることを要求する。
今川より織田!
今川義元の死後、氏真は各地の対応に追われている。瀬名の父、関口氏純が松平元康への加勢を求めるが、聞き入れようとはしない。
氏真「元康に伝えよ。助けは必ず送る。それまでこらえよと。そして、我もとにはそなたの妻子と家来たちがいることを忘れるな、と」
三河南部を領有する吉良義昭が加勢し、松平・吉良連合軍で再び刈谷城を攻めるが結果は散々。石ケ瀬川合戦にて敗走し、戦死者百数十名を出す。
元康の家臣の中から、今川よりも織田につくべきではないかという声がでる。
しかし、元康の妻子や家来も今川に残っているため、今川を裏切ることわけにはいかないのである。
武田信玄に助けを求めてみるが、あっさりと断られてしまう。
敵方の水野信元がわずかな手勢のみで元康を尋ねてきた。信元は馬鹿な甥っ子を救いたいと言い放つ。
元信はある人物を招き入れる。それは信元の妹であり元康の母、於大の方である。
元康「…母上」
於大「ご立派になられて…」
2人きりになるとお互いにどれほど思っていたかを語りあう。母が伸ばした手を元康は握りしめ、2人はしっかりと抱き合う。
於大は元康の耳元で、今川と手を切りなさいとささやく。
於大「そなたは、信長様には勝てません。信長様は、松平と対等に結び、三河をそなたにまかせてくださると、そう仰せです。」
元康は狼狽する。今川に妻子がいることを主張するが、於大は気にもとめない。
於大「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき平気でうちすてなされ!」
元康はショックを受け、母を追い帰す。
元康は左衛門尉に誘われ、数正も引き連れ、城下を歩く。左衛門尉は、皆がとうの昔から今川を見捨てていることを打ち明け、今川と手を切るように懇願する。
元康は激しく抵抗する。しかし現実は、元康以外は皆、今川と手を切り織田方につくべきと思っているのだ。
数日後、元康軍は吉良の居城を攻める。それは織田軍につくことの合図である。
駿府の氏真は元康が裏切りを知り、激怒し、三河州の家来を集め、殺害する。知らせを聞いた瀬名は仰天する。
感想
岡田信長の不敵な笑い、阿部信玄の眼力、ぞくぞくします。
於大の松嶋菜々子、相変わらず強くて美しい。松潤が息子とはどうしても思えないけど… 。
幸せ一杯だった瀬名ちゃん、どうなる。
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