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続・瀬名奪還作戦
2023年2月12日放送
上ノ郷城攻め
瀬名を奪還するため、信康は服部党に望みを託すことに決める。
半蔵の策は、戦のどさくさにまぎれ、上ノ郷城に忍び込み、鵜殿長照とその2人の子を生け捕りするというもの。
本多正信は新しい服部党の顔ぶれを見て、不安を口にする。そんな正信はちゃっかり、半蔵たち伊賀忍者とは別に甲賀忍者も呼び寄せていた。
モヤモヤの気持ちを抱えた半蔵は、的に向かって手裏剣を投るが、あらぬ方向に飛んでいく。
近くにいた女が手裏剣を的に当ててたあと、半蔵の手添えて、剣を投げさせ命中させる。
その女は半蔵をかばって亡くなった大鼠の娘だという。娘は今日からは自分が大鼠だと名のる。
岡崎城では出陣のための準備が始まる。台所では於大が先頭にたち、女たちと大量の握り飯を勝て!勝て!勝て!と願いをこめて握る。
榊原小平太がボロボロの武具を身に着け駆けつけて参戦する。小平太は大樹寺で信康に出会い小姓になった青年である。
於大は夫の久松長家をを攻め手の大将にし、城を攻め落としたら上ノ郷城を夫に与えて欲しいと信康に要望し、皆を慌てさせる。
上ノ郷城は三河湾を背にし、断崖絶壁に築かれた堅牢な山城である。守るはかつては大高城を死守した名将・鵜殿長照である。
対する松平本陣は、北西に位置する名取山に置かれる。
長家が指揮を採る松平軍は、上ノ郷城へ戦をしかけるが、鵜殿勢に反撃され撤退を余儀なくされる。
今川氏真は、上ノ郷城へ向かい、鵜殿長照を救い、松平を成敗する!と気勢を上げる。
瀬名たちも上ノ郷城へ連行される。
上ノ郷城夜討ち
夜になると、服部党が上ノ郷城に忍び込み、城に火を放つ。三河湾につけた船からも部隊がぞくぞくと送り込まれる。
服部党たちは長照を追いつめるが、目前で自害されてしまうが、長照の二人の子は、なんとか生け捕りにする。
長照の子どもが確保できたので、人質交換の交渉ができる。氏真との交渉には数正が行くことになった。
氏真は瀬名たちの処刑に取りかかっていた。数正が単身、人質交換を申し入れをするが、氏真は冷たく突っぱねる。
氏真が家臣に数正を斬るよう命じると、巴が止めに入る。巴は夫とともに責めを負う代わりに瀬名と子どもを逃してくれるように氏真に頼む。
巴「御屋形様、どうか鵜殿の兄弟をお救いくださいませ。それが今川家の御ためでございます。太守様ならば、義元公ならば、必ずやそうなさいましょうぞ。」
瀬名は泣きながら異議を唱えるが、巴は強くおなりと言い聞かせる。
巴「我らおなごはな、大切なものを守るために命をかけるのです。そなたにも守らねばならぬものがあろう。命をかけるべき時は、いずれ必ず来る。それまで強く生きなさい。」
対岸の河原に待機している元康らが気をもみならが待ってくると、今川軍が動き出し、氏真が出てくる。
背後から数正、瀬名と子どもたちが出てきた。元康も平八郎に命じ、鵜殿兄弟を放し、
両軍がにらみ合う中、双方の人質が川を渡る。
氏真は手に持った指揮棒を振り上げようとした時、数正に抱かれた竹千代が叫んだ。
竹千代「父上〜!」
氏真は動揺し、指揮棒を持った手を下げる。川を渡ったてきた瀬名を元康はしっかりと抱きしめた。
感想
男ばかりの服部党に癖の強い女子、大鼠が入りパワーアップ。期待を裏切らず大活躍できて、よかった!
強すぎる於大と弱っちい久松の夫婦も笑える。
瀬名たちの処刑劇にはハラハラした。巴の熱演に思わず涙…。
冷徹そうで優柔不断な氏真の繊細な演技も圧巻でした。
来週の一向一揆、どうなるのでしょう?
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