来週はいよいよ最終回となります!
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第46話 2018年12月9日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
西郷軍が出陣!
西郷(鈴木亮平)は1万3000の兵を率いて出陣した。
西郷軍はまず、まず、政府の鎮台が置かれている熊本城に向かう。
鎮台とは
地方を守るために駐在する軍隊
最後兵を率いて立ち上がった事は電信によってすぐに内務省の大久保(瑛太)の元へ伝えられた。知らせを聞いた大久保は西郷討伐の勅を要請する。
西郷軍は熊本城から二里ほど離れた川尻に到着。翌朝、熊本城天守から火の手が上り城下でも火災が発生する。銃撃の視野を広げるため熊本鎮台が自ら焼き払い、交戦する構えを見せた。
西郷はとりあえず鎮台からの使者を待った。しかし使者は来ず、夜襲を仕掛けてきた。そして捕まえた鎮台兵から驚くべき事実を聞かされる。
天子様が鹿児島県暴徒に対して征伐を命じたというのだ。自分たちは国家に弓引く賊軍になったのである。西郷は覚悟を決めるしかなかった。
西郷軍 VS 政府軍
西郷軍は初めは善戦するも、政府軍の圧倒的な兵力の前に退却することを余儀なくされる。途中で、菊次郎(今井悠貴)は右足に銃弾を受け、小兵衛(上川周作)は負傷した甥の盾となり命を落とす。
政府は久光(青木崇高)に協力を要請してきたが、久光はそれを拒否し、中立の立場を貫いた。鹿児島県令という身分でありながら西郷に加担した大山(北村有起哉)は罪人として東京に連行された。大山は西南戦争の後、長崎で斬首された。
西郷軍は大分や宮崎と転戦した。2万を超えた西郷軍もその数はどんどん減っていき残りは数千人となっていた。
西郷はついに軍の解散を決めた。降伏して生きるのもよし、自害して果てるのよし、自分の欲するところに従って決めるように告げた。
その後、西郷は薩摩をめざした。菊次郎もついて行きたがったが、右足膝下を切断しているため、残って投降するように説得し、その地に残した。
武器や食料調達のため鹿児島に戻っていた久武(井戸田潤)が糸(黒木華)を伴って戻ってきた。西郷と糸は涙で最期の別れをおしんだ。
しのぶの一言
西南戦争はかなり割愛されていたけれど、目を覆いたくなる悲惨なものでした。若い菊次郎が足を撃たれて、意識が戻ったら膝から下が切断されていた時のショックな表情。あわてん坊で明るい西郷の末弟、小兵衛の死。小兵衛の前に座り込み無言で涙を流す西郷、動揺する西郷の家族。怪我をして血だらけで横たわる人々。戦死した人々…。言葉もありません。
不平不満をもった士族たちを率いて西郷が立ったことを受けて、大久保はこれを最後の戦いにすると言っていました。別の言い方をすれば、西郷はもはや暴発することがさけられない士族たちを引き受け、自分が捨て石となる覚悟を決めていたのかもしれません。
最後に西郷は糸と戦場で再会します。さすがにそれは実際にはなかったと思いますが、それでも最後に会えてよかった。辛いけれど、感動的なシーンでした。
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