ビートたけしが古今亭志ん生に!「いだてん」で大暴れする?

いだてんでビートたけしが演じる古今亭志ん生は戦後の東京落語界を代表する一人で、落語の神様のような方。

座ってるだけですでに面白い!などと評されていました。

なんとなく丸っこい顔や体型がたけしと似てるかも。たけしもいるだけで何をやらかすのかワクワクさせてくれる人ですからね(笑)

志ん生(ビートたけし)は毎回のように高座にも上がるし、ドタバタ劇もあり。

妻役は池波志乃、娘役は小泉今日子と豪華。弟子役の神木隆之介、荒川良々も脇を固めてます。

志ん生は、若い頃の志ん生(美濃部孝蔵)役の森山未來とともにナレーションも努めています。

ほんとこの二人の活躍が、毎回楽しみでしょうがありません!



古今亭志ん生(ここんてい しんしょう)

東京市神田区神田亀住町(現・東京都千代田区外神田)の生まれ。
本名は美濃部孝蔵(みのべこうぞう)。

1890(明治23)年、東京市神田で生まれ。
父は警視庁で巡査をしていた。小学校卒業間際の11歳の時、素行が悪いため退学させられ、奉公に出される。

奉公先を転々としたが、やがて博打や酒に手を出し、放蕩生活を続ける。

やがて芸時に興味をもつようになり、落語家に弟子入りする。その後も移籍を重ね、名も変えたが落語家として食べていくのは難しく、生活は困窮していた。名が売れるようになったのは40代に入ってからのこと。

西暦和暦できごと
1910年明治43年頃2代目三遊小圓朝に入門し、三遊亭朝太との前座名を名乗る。
1932年昭和7年3代目古今亭志ん馬を名乗り、この頃から少しずつ名が売れ始める。
1939年昭和14年5代目古今亭志ん生襲名
1945年昭和20年終戦間際、慰問で満州に渡るが、そのまま終戦を迎える。
1947年昭和22年命からがら満州から帰国。
1957年昭和32年落語協会の会長に就任。
1961年昭和36年脳出血で倒れて入院する。
1962年昭和37年新宿末廣亭で高座復帰。
1963年昭和38年落語協会の会長を辞任する。
1964年昭和39年紫綬褒章受章。
1967年昭和42年勲四等瑞宝章受章。
1968年昭和43年精選落語会に出演。これが最後の高座となる。
1973年昭和48年9月21日 逝去。

満州からの帰国がニュースに取り上げられ、注目されるようになり、人気がブレイク!寄席はもちろん、ラジオ番組出演なども多くこなす大変な売れっ子となった。

8代目桂文楽と並び称されて東京の落語家を代表する大看板として押しも押されもせぬ存在となり、全盛期を迎えた。

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古今亭志ん生の逸話

貧乏ばなし

志ん生になるまで、都合16回も改名したのは、ほとんどが借金取りから逃げるためだとか。あとは、頑張ってもうだつが上がらないから、せめてもの験直しだった。寄席の給金は家に入れず、稼ぐそばから酒とばくちと女郎買いに使ってしまう。こんな生活が40歳過ぎまで続いた。

産婆に払うお金がない!

1928年(昭和三)、長男清(のちの10代目金原亭馬生)は貧乏のさなかで生まれた。一文無しなので、産婆さんに払う金がない。

「生まれちゃったものを元に戻すわけにはいかないでしょうから、銭のほうを待ってもらえませんか」

その時、志ん生が「お祝いのしるしに尾頭付きを」と差し出したのは、たい焼きだった!

なめくじ長屋

「家賃のいらない家があるから借りないか」という、怪しげな話に飛びつき、引っ越したのが本所・業平の貧乏長屋。

年中ジメジメしていて、雨が降ると床下浸水、口の中に2,30匹の蚊が飛び込んでくる。そのうえ、大量発生したなめくじが夜中に「ピシッ、ピシッ」と鳴く。

どうやら「こんなところでも人が住んでいれば、借り手がつく」と最初の一軒だけ無料にしたらしい。その後、「貧乏時代の志ん生が住んだ、なめくじ長屋」と評判になった。

酒にまつわる話

大震災中も酒びたり

大震災で東京の下町が壊滅した1923年(大正12)9月1日、大揺れの中、志ん生は外に飛び出しが、なぜか頭をよぎったのが「まごまごしていると、東京中の酒が地面に吸い込まれる!」

だから、近所の酒屋へ飛び込んだ!

店主「師匠、この際、銭なんぞいいから、持って行ってください!」

店主が逃げ去った後、志ん生は四斗樽の栓を抜いて一升マスでグイグイと飲みまくった。

そして、割れずに残った酒瓶2,3本を抱いて表へ出たとたん、酔いが回った。地面が揺れているのか、自分が揺れているのかわからない…。

満州へ慰問に

太平洋戦争末期の1945年5月、あと数カ月の辛抱で終戦なのだが、「慰問に行けば、酒は飲み放題」という誘惑に負けて三遊亭円生らと満洲へ渡り終戦を迎えてしまう。

そして1947年まで現地に拘留された。

ビート たけしプロフィール

1947年生まれ、東京都出身。

お笑いタレント、映画監督

主な出演作

ドラマ:「三億円事件~ 20世紀最後の謎~」「松本清張 点と線」「赤めだか」「破獄」

映画:「その男、凶暴につき」「ソナチネ」「武蔵 MUSASHI」
「HANA-BI」「菊次郎の夏」「座頭市」、「アウトレイジ」シリーズなど
※映画はすべて監督も務める

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