第10話 2019年3月17日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
NIPPONでお願いします!
開会式のプラカードの表記について、金栗(中村勘九郎)は日本でなければ出場にしないと言いだして譲らなかった。
結局、嘉納先生(役所広司)が合意して、NIPPONの表記となる。
7月6日の開会式、日本は金栗と三島(生田斗真)、嘉納先生と大森コーチ(竹野内豊)、留学生の田島錦治、通訳のダニエルも行列に加わった。
スタンドに集まった2万人もの観衆に迎えられて、入場行進が始まる。
金栗はプラカードを三島は国旗を持って行進し、安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)は観客席から声援を送った。
三島くんの出場
開会式のあと、三島の出場する100メートル走の予選が始まった。
大森コーチは三島にこう声をかけた。
「短距離はタイムを競う競技だ。敵はタイムのみ。一緒に走る選手のことはライバルではなく、タイムという同じ敵に立ち向かう同志と思いたまえ」
スタートして、三島は懸命に走ったが、すぐに他の選手から引き離されてしまい、最下位でゴールした。
一位の選手からは10メートル以上の差をつけられている。
4日後に三島は、200メートル走にも出場したが、結果は惨敗だった。
しかし、三島は笑顔で、「自分の最高記録をだしたんだから成功だと思う」と言い切った。
同じころ、孝三(森山未來)は円喬(松尾スズキ)から7月の下席で初高座にあがることになったと知らされて慌てていた。
大森コーチの容体は悪化し、金栗は1人で練習に励んだが、スウェーデンの夏は暑く、練習時間を減らさざるを得なかった。
400メートル走予選では、金栗は大森に代わって三島のコーチを任される。
予選では、三島の他に1人しかいなかった。エントリーしていた5人のうち3人が棄権したのだ。
予選通過は2位までなので、完走すれば準決勝まで進むことができるはず。
三島は見事なスタートダッシュで大きくリードしたが、徐々に距離をつめられ、途中で追い抜かれてしまう。
しかし、三島は最高まで全力で走り抜いた。
三島の記録は56秒。羽田の記録を3秒以上も縮めることができた。
しかし三島は準決勝の出場は棄権した。
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