第44話 2019年12月15日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
東京オリンピック開催!
10月10日、東京オリンピック開会式は快晴になる。
田畑は観客の入場前から国立国立競技場のスタンドにいた。
そこに金栗四三が現れる。金栗は嘉納治五郎に前にもらったという手紙を見せる。
そこには昭和15年の東京オリンピックの最終聖火ランナーを務めてほしいと書いてあった。
今日の聖火リレーの最終ランナーを務めるのは坂井くんだ。
田畑は悪かったと詫びる。金栗は気にしてないと答えるが、スーツ姿にもかかわらず足袋を履いていた。
その後、開門と同時に国立競技場に観客たちが押し寄せる。
その中には戦前のオリンピックで活躍したメンバー達がいた。
参加95カ国の国旗が一斉に掲揚される。
アナウンサー「世界中の秋晴れを、全部東京に持ってきたような素晴らしい秋日和でございます。」
最終ランナーの坂井くんが大歓声の中、聖火台に続く階段を駆け上り、聖火台に点灯する。
開会前はかなりナーバスになっていた坂井君は、金栗の励ましが効いたのか明るい笑顔を見せた。
1万羽の鳩が上空に飛び立った後、ブルーインパルスの5機の航空機は見事な五輪を作る。
練習では1度も成功できなかったのに、本番で初めて成功させたのだ。
志ん生も富久で応戦
この日、志ん生はテレビ寄席に出演した。この日のネタは富久だ。
ごりんは、聖火リレーに随走者として参加する。
オリンピック組織委員会から落語協会に誰か参加させるようにと要請があり、美津子のすすめで走ることになる。
テレビ寄席の高座を終えた志ん生の前に聖火リレーを経て駆けつけたごりんが待っていた
志ん生「どっから走ってきたんだい」
ごりん「浅草、じゃない国立競技場から」
志ん生「よし、出入りは許してやる」
美津子「ごりん、大変。浅草の病院から電話。ちえちゃん生まれるって!」
ごりんはそのまま走って病院に向かう。
東京オリンピックはその後も大いに盛り上がる。
マラソンでは円谷幸吉が銅メダルを獲得し、大松監督率いる女子バレー日本代表はソ連軍を破って金メダルを獲得した。
閉会式では、各国選手たちがぐちゃぐちゃのままスタジアムになだれ込んでしまう。
しかしこの自由奔放な更新は未来の世界から賞賛された。
感無量の田畑に、懐かしい声が聞こえた。
嘉納「田畑、これが君が世界に見せたい日本かね?」
田畑「…はい、いかがですか?」
嘉納「面白い、実に面白い。田畑、改めて君に礼を言うよ」
そこへ、岩田が駆け寄ってきた。
岩田「いろいろありましたがこれがお守りでした」
岩田はストップウォッチを田畑に渡した。
熊本の池辺家にはストックホルムオリンピック委員会から手紙が届いた。
金栗四三選手、あなたは1967年7月14日に競技場をスタートしたあと、今まだ、どこか走り続けると想定されます。当員会があなたに完走を要請いたします。
それは、ストックホルムオリンピックから55周年式典の招待状だった。
金栗はスヤとともにストックホルムを訪れ、スタジアムを走り、ゴールテープを切った。
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