第28話 2019年7月28日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
日米対抗水上競技会
嘉納治五郎(役所広司)は水泳総監督の田畑(阿部サダヲ)と陸上総監督の山田忠興(やまだただおき)を東京市長の永田秀次郎(イッセ尾形)のもとに連れて行き、東京にオリンピックを誘致する計画について話した。
関東大震災から8年たち、復興した日本を世界に見せたいのだと永田は言う。
しかし資金面以外にも通訳、宿泊施設、交通機関などの不足など課題は山積みの状態だった。
新しく建設された神宮プールでは、日米対抗水上競技会が開催された。日本は世界王者のアメリカに圧勝し、大いに盛り上がる。
そんな矢先、満州事変が起きる。
日本が所有する南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破された事件。
田畑が勤務している朝日新聞社の政治部では、情報が錯綜した。戦争に発展するかもしれない、爆発は大した規模ではない、あるいは関東軍の自作自演であるなど。
田畑は高橋是清(萩原健一)を訪ね、なにか特ダネがないか聞いてみた。
高橋は、現内閣が総辞職して犬養毅(いぬかいつよし)が次期首相になることを明かし、田畑は初めてのスクープ記事を書く。
そんな矢先、関東軍は満州を占領し、満州国独立を宣言する。
ロサンゼルスオリンピックに向けて
水泳男子の方も色々変化があった。アムステルダムオリンピックで金メダルを獲得した鶴田義行(大東駿介)が就職して満州へ旅立つ。その影響なのか、新鋭の小池礼三は伸び悩む。
また女子の前畑(上白石萌歌)もスランプにおちいる。聞けば、両親が立て続けに亡くなったのだという。
そこへ、満州から田畑に呼び戻された鶴田が現れる。鶴田に声をかけられた後輩たちは明るさを取り戻す。
チームリーダーの高石は、田畑からオリンピックへは連れて行く試合に出さないと宣告される。
田畑は犬養毅(塩見三省)にオリンピック派遣選手応援歌発表の式典出席をお願いし、承諾を取り付ける。
しかし、応援歌お披露目の日、犬養首相は暗殺されてしまう。
その後、ロサンゼルスオリンピックに出場する水泳選手の走行会が行われた。
嘉納は選手たちにこう訴えた。
「こんなときだからこそ諸君は、スポーツ大国に成長した日本の姿を世界にみせなければいけない。国際社会で孤立しつつある日本を背負って、懸命に戦ってくれ」
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