第27話 2019年7月14日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
兄の死
孝蔵(森山未來)は柳家三語楼(やなぎやさんごろう)の弟子となり、柳屋東三楼(やなぎやとうさぶろう)と名のっていた。
ところが、孝蔵が師匠の羽織と着物を質入れしたために破門されてしまう。
長男、清(きよし)が産まれたが、産婆に払う金さえもない貧困ぶりだった。
ある日、金栗(中村勘九郎)のもとには兄・実次(中村獅童)が訪ねてきた。用事があって上京したついでに寄ったのだという。
田畑(阿部サダヲ)は次期オリンピックに向けて始動していた。
まずは、水連で話し合いで、田端が総監督、松澤が監督、野田一雄が助監督を務めることになった。
また、競技用プールを建設することも急務であり、神宮外苑にプールを作る計画を立て、体協に資金提供を依頼した。
田畑はプールを建設し、日米対抗戦をやると宣言した。岸は協力を約束し、神宮プールの建設が始まった。
金栗は実家から「アニ、キトク」という電報を受け取り、急ぎ帰郷したが、兄の最後には間に合わなかった。死因は急性肺炎だった。
兄は東京から帰ったとき、嘉納治五郎(役所広司)に会い、四三がお世話になっていることの礼を伝えたのだという。でも、家族は嘉納先生に会ったのは作り話しだと思っていた。
いないと思っていたのに
高座に上がれない孝蔵は、納豆売りを始めたがいっこうに売れない。家に持ち帰った納豆が毎食のおかずになり、おりんと口論になり、おりんは家を飛び出した。
残された孝蔵は酒を飲みながらぼやいた。
「みんな言ってら、あんな美人の女房、泣かしちゃいけないよって。できた女房ですよ、ほんと」
出ていったと思っていたおりんはそれを泣きながら玄関で聞いていた。
関東大震災から7年がたった昭和5年の春、帝都復活祭が行われた。
また同じ頃、神宮プールが完成し、こけら落としとして、極東大会が開かれた。
16才の前畑秀子(上白石萌音)が200メートル平泳ぎで日本新記録をだし注目を集める。
日米対抗戦の開催も決まった。
金栗は体協を訪ね、嘉納に熊本に帰ることにしたことを告げた。
兄が亡くなったことを伝えると、嘉納は兄の実次が先日上京した祭に会いにきたことを話してくれた。
実次が嘉納にあったのは本当のことだったのだ。
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