第10話 2019年3月10日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
外国人選手に圧倒される
ストックホルム到着後、四三(中村勘九郎)はスウェーデン人ガイドとマラソンコースを視察した。
その後、弥彦(生田斗真)と共に現地の記者から取材を受けた。日露戦争に勝利した日本に対する注目度は高く、驚く。
四三と弥彦は次の日から早速練習を開始した。大森コーチ(竹野内豊)は具合悪く、練習に出てこなかった。外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て焦りを感じる。
ポルトガル代表のラザロという選手が四三に声をかけてきた。四三の履いている足袋に興味を示しているようだ。
二人はカタコトで会話し仲良くなった。四三は、足袋を一つラザロにプレゼントした。
すると、他国の選手たちも足袋に興味を示し、足袋を欲しがった。四三は辛作(ピエール瀧)に電報を打ち、至急追加で足袋を送ってほしいと頼んだ。
弥彦の方は、孤独な練習の中で西洋人選手とのスピードや体格の差を目の当たりにして、すっかり自信をなくしていた。
練習に来ない弥彦を心配して、四三が様子を見に行くと、カーテンを閉め切った部屋で鬱々としていた。
四三が大森コーチに知らせに行った隙に、弥彦は窓から飛び降りようとしていた。
四三は慌てて弥彦を窓から引き戻した。
四三「我らの一歩は日本人の一歩ばい。なあ三島さん、速かろうが遅かろうが、我らの一歩には、意味があるったい。」
弥彦は我に返って、うなずいた。
この事件のあと、四三は弥彦の練習にも付き合うようになった。大森コーチからのメモを頼りに試行錯誤を続けた。
弥彦も次第に調子をもどし、練習に前向きに取組んだ。そして大森コーチも回復し、グラウンドに姿を見せるようになった。
嘉納先生の登場!
夏至を迎えたストックホルムは日が暮れず、夜がなくなった。スウェーデンの人々はこの季節、夏至祭を楽しむ。毎晩のように、外で騒ぐので四三たちは騒音に困惑していた。
そんな中、嘉納治五郎(役所広司)がようやく到着した。
治五郎は、部屋に大森コーチや内田公使、四三と弥彦を呼んだ。
内田公使は、プラカードの表記について事務局から問い合わせがあることを話し、治五郎に意見を求めた。
国際大会なので、JAPANでいいのでは嘉納治五郎と大森コーチが答える。ところが、そこで四三が異議を唱えた。
四三「日本でお願いします。そうでなければ、私は出ません。」
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