第2話 2019年1月13日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
金栗四三(かなくりしそう)は泣き虫?
この日、テレビ寄席で志ん生(ビートたけし)が語るのは、日本初のオリンピック選手となった金栗四三(中村勘九郎)の知られざる熊本での少年時代。
日本初のオリンピック予選会のマラソン競技で優勝した金栗四三(中村勘九郎)は熊本県玉名郡春富村で生まれた。
金栗家には父・信彦(田口トモロヲ)、母・シエ(宮崎美子)そして子どもが7人もいた。
父が43歳の時に生まれたことから、四三と名づけられた。
父は病弱だったが、四三も赤ん坊の頃からひ弱だった。
四三が生まれた年、嘉納治五郎(役所広司)は熊本の第五高等中学校の校長に就任した。
嘉納先生に抱っこしてもらうと丈夫に育つとういうわさ話を聞いた父は四三を連れて行くことを決意。
10里もの道のりを歩いて行くが、治五郎が稽古する道場は見物人があふれていて近くことができなかった。
しかたなく家に戻るが、家族の手前、父はとっさに四三は嘉納先生に抱っこしてもらったとウソをついてしまう。
四三は尋常小学校に入学したが、相変わらず病弱で、気も小さかった。
小学校までの往復3里(12キロ)の道のりをみんな走って通学していたのだが、四三はついていけなかった。
韋駄天ができるまで
ある時四三は、兄嫁が出産のときに「すっすー、はー」と規則的に呼吸しているのを目にする。
四三はその呼吸をまねて、色々な呼吸を試してみた。
「すつすー、はっはー」と2回ずつ吸って吐けば苦しくないことを発見する。
そして、その呼吸を通学時に応用したのだ。
四三は学校までの道のりを走ることに慣れてきて、やがて韋駄天のごとき速さで通学するようになった。
父倒れる
ある時、父が血を吐き、四三はかかりつけの春野医師を呼びに行く。
途中、四三は足にケガを負い、それをみた春野は娘のスヤに手当てをするように言い、金栗家に向かった。
ケガの手当てが済むと、四三は急ぎ家路へと戻った。すると、後からスヤが提灯を持って追いかけていた。
暗いから提灯を貸してくれようとしたのだ。ところが、今度はスヤが転んでしまう。
四三は、スヤをおぶって走った。
父は回復せず、四三のことを気にかけながら亡くなる。四三は父の死に目に会うことができなかった…。
その後、四三は中学に進学し、海軍兵学校を受験するも試験に落ちてしまう。落ち込む四三をスヤが励ます。
進路に迷っていた四三は、学友の美川秀信(勝地涼)が東京高師を受験すると聞かされる。
美川から「教育」という雑誌を渡され、何気なくページをめくり、嘉納治五郎の名前をみつける。
嘉納治五郎は東京高師の校長だったのだ。
同じ頃、のちに古今亭志ん生となる美濃部孝蔵(森山未來)は、ひょんなことから名人と謳われている橘家円喬(たちばなやえんきょう)の噺を聞き衝撃を受ける。
しのぶの一言(感想)
四三の子供時代を現地採した素人の男の子が演じ、その初々しさにキュンキュンしました。
また、美濃部孝蔵の悪すぎる少年時代に笑いました。たけしもこのくらいの悪ガキだったのでは?
大きくなった四三も真面目で、純粋すぎてちょっと心配ですね。やたら脱ぎまくっていたのも、なんだかなぁ。それにしても、すごい筋肉でした。
今回の綾瀬はるかちゃんは、八重の桜の勇ましい姿とは違い、お嬢さんぽくてほっこりしました。
四三さんは綾瀬はるかさん演じるスヤさんとこれから夫婦になるんですよね。
こんな天然なふたりがくっついて大丈夫なんだろうか?と、これもまた心配のタネですわ。
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