第19話 2019年5月19日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
箱根駅伝への道
クーベルタンから嘉納治五郎(役所広司)に届いた手紙には、ストックホルムから8年ぶりにアントワープオリンピックが開催されるニュースが書かれていた。
金栗(中村勘九郎)は、箱根駅伝構想を練り、草案を体協で理事たちに見せに行った。報知新聞が協賛を申し出てくれていたので予算は問題はない。
そこで、嘉納先生から翌8月にベルギーのアントワープでのオリンピック開催が決まったことを聞かされる。
箱根駅伝はオリンピックの予選会言っても過言ではないと言う。
熊本へ帰る
金栗は正月返上で準備する予定だったが、オリンピック渡航費の工面を考えて急遽、熊本へ帰った。
そして、スヤ(綾瀬はるか)の産んだ長男、正明とも対面する。
池部家一同が集まっている中、金栗は挨拶し、オリンピックが8年ぶりに開催されることを話した。
幾江(大竹しのぶ)は金栗に玉名にいつ戻るか訪ねてきた。
実次「オリンピックば立派にやり遂げたら帰ってきます」
兄が代わりに答える。金を出してもらう手前、そう言っておくほうがよいだろうと四三(中村勘九郎)囁く。
その頃、体協では緊急理事会がひらかれていた。
次期オリンピックの種目からマラソンが外されていたことがわかったのだ。
箱根駅伝、大もりあがり
東京にもどった金栗は箱根駅伝の準備に追われる。
そんな金栗に、嘉納先生は次期オリンピックにマラソンがないことをすぐに伝えることができない。
2月14日、箱根駅伝はスタートした。
出場は早稲田、慶応、明治、東京高師の4校。
往路5区間、箱根山で折り返して、復路5区間の全10区間、往復217キロメートルを2日がかりで走るというレースだ。
選手たちは播磨屋のゴム底の金栗足袋を履いていた。
初日のレースは、明治、東京高師、早稲田、慶応の順だった。
一夜開けると一面銀世界が広がっていた。地元の人たちが総出で雪かきをして応援してくれた。
体協の理事たちもゴール地点へ駆けつけた。
ゴール前では東京高師の茂木と明治の西岡のデッドヒートが繰り広げられる。
茂木はラストスパートをかけ、西岡を押さえてゴールを決めた。
西岡は足を引きずり、泣きながらゴールする。
その姿をみた理事の岸は感動して嘉納に、マラソンはやるべきだと訴え、嘉納も強く同意する。
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