思いの果て
2024年3月24日放送
・道長の婿入りが進められる。
・まひろと道長の別れる。
まひろの婿取り話
為時は妾のなつめの家で看病に明け暮れる。瀕死のなつめは最後に娘に会うことを望む。
まひろは為時に頼まれ、元夫のもとで育てられている娘のさわを呼びに走る。
母娘は再会を果たし、なつめは穏やかに息を引き取った。
後日、まひろが庭で畑仕事をしていると、さわが訪ねてきた。
まひろは驚き、見苦しい姿をみせたことを詫びるが、さわはまひろのたくましさを褒め、畑仕事を手伝ってくれた。
その後もさわは時々訪ねてきては、まひろの家事を手伝ったり、琵琶を教わったりして一緒に過ごすようになる。
藤原宣孝がやって来て、まひろの婿に藤原実資(さねすけ)はどうかと提案する。
実資は学識もあり、権勢に媚びず、人望も財もあるという。
まひろは乗り気ではないが、宣孝は強引にも話を進める。しかし、実資が赤痢にかかり、話は消える。
宣孝はまた新たな相手を探し始めようとするのをまひろは断るが、甘えるなと一喝されてしまう。
食べていくために人妻になるしかないのかと思うとまひろは暗い気持ちになる。
道長の婿入り話
兼家は左大臣・源雅信を呼び、道長の婿入りを進めて欲しいと頼む。
雅信はうろたえ、娘の気持ちを聞いてみないと答える。
後日、道長は兼家からの文を届けに土御門家を尋ねる。文は口実にすぎず、道長を雅信に会わせるためだった。
倫子と母は物陰から2人の様子を覗く。
道長が帰ると、雅信は倫子から道長へ恋心を打ち明けられ、仰天!
倫子は道長の妻になりたいと涙ながらに訴えられ、母の穆子(むつこ)も加勢して、雅信は押し切られる形で承諾する。
栓子もまた道長に源高明の娘、明子との縁談を勧める。
実は、明子は父を失脚させた兼家を恨んでおり、道長の妻となり、兼家に近づき、呪詛で兼家の命を奪おうと考えていた。
庚申待の夜、まひろはさわと大学から帰宅中の弟、惟規(のぶのり)と酒を飲んだ。
厠に立った、惟規は道長の従者、百舌彦(もずひこ)と出くわす。百舌彦はまひろへの文を惟規に託して帰る。
惟規は手紙を勝手に読み、まひろをからかう。
まひろは手紙を取り上げ読み終えると外へ駆け出した。
いつもの場所で道長はまひろを待っていた。まひろは道長から倫子に婿入りすることを聞かされる。
道長「地位を得て、まひろの願う世を作るべく、精一杯努めようと胸に誓っておる。」
道長はまひろが妾でもよいと言ってくれるのを待っていた。
まひろも妾でもよいと思っていたが、正妻が倫子なら話は別である。
まひろ「私は私らしく、自分が生まれてきた意味を探してまいります。」
まひろは道長に別れを告げた。
その晩のうちに、道長は土御門邸を訪ねた。
穆子の許しを得て、道長は倫子の部屋に入り、倫子に近づく。
すると倫子の方から道長に抱きついてきた。
倫子「道長さま、お会いしとうございました。」
感想
道長はまひろの願いを叶えるために出世コースを歩むことを決め、倫子の婿入りを決意したわけですね。
まひろと倫子が仲良しだとも知らずに…。
突然出てきたさわちゃんがかわいい!まひろのよい友だちになりそう。
枕絵に興奮する実資が面白い。でも、まひろの婿にならなくてよかったー。赤痢のおかげです。
倫子さまも自分から道長を押し倒すなんてすごいな!
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