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第29回の最後、今川家での氏真と家臣の関口の会話です
関口「大方様が言い残されました、例の井伊の件はいかがいたしましょうか?」
氏真「進めよ」
例の井伊の件とはなんでしょう?
なにが始まるのでしょうか?
気になりますね!

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実は今川の命により徳政令が再び出されることになったのです
何ゆえ?
それはもう、井伊を潰すためです
徳政令を出せば、井伊家は借金をすぐに返さなければならず、返すお金の当てがない井伊家は城を明け渡すしかないからです
つまり今川は兵を出さずに城を取れるということ
事の発端は、寿桂尼が亡くなる前にゆかりに人を呼びつけて、今後その人物が今川を裏切るか否かをチェックして帳面につけていたんですよね
寿桂尼は、直虎が自分の娘だったらよかったのにと言って泣いてみせた裏では、直虎をブラックリストに載せてたのです
そして、氏政に直虎は信用できないから潰すように言い残しました
そのやり方までも指示していたのです
それというのが、前に一度取りやめていた徳政令を実行させるだったのです
百姓から徳政令を嘆願

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前にどういう経緯で徳政令の話が出たのか、もう一度ふり返ってみましょう
井伊では度重なる戦さで、年貢が納められず、借金が重なって困窮した百姓たちからの要望がありました
直虎は城主になったばかりの頃で、訳が分からず、この徳政令をだすことを百姓たちに約束してしまいます
でも、安易に決めてしまったことを家臣に責められます
さらに井伊家にも多額の借金があることも発覚
百姓たちにの借金も井伊家の借金もどちらも瀬戸方久という商人が貸し主でした
方久と徳政令
方久に会ってみたら、直虎が子どものころに会ったことのある男!
昔は貧しい乞食みたいな格好だったのに、今は見るからに成金という風情になっていました
方久は銭を動かす才覚があるようで、自らも銭の犬だと言います
直虎は、方久に徳政令を出して、百姓たちにの借金を棒引きしてもらえないかとかけあってみました
すると、方久に井伊の借金を一括で返してくれるならOKだと返されました
もちろん井伊にはそんなお金はありません
直虎は徳政令を出すことを断念しました
百姓の怒り、そして今川へ訴え

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百姓たちは、やっぱり徳政令は出せないと言われて怒ります!
そして百姓たちは、今川に徳政令を出してくるよう願い出てしまいます
すると、今川から井伊に徳政令を出すよう下知がくだります
困った直虎は百姓たちと向き合い、今の状況と自分の思いを自分の言葉で語ります
今の井伊の財政がひっ迫していること、借金も少しずつ返せる様に方久のも協力してもらうこと
百姓たちは直虎の思いをわかってくれました!
今川から直虎呼び出され寿桂尼と対決

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しかし、下知に背いて徳政令を出さない直虎は今川から呼び出しを受けます
そして、直虎は後見と認められないと言われピンチに陥ります
その時、今川に大きな巻き物が届けられます
それは今川に徳政令を願い出た百姓たちからのものでした
直虎の後見を望むという嘆願書だったのです
さすがの寿桂尼も心を打たれたようで直虎の後見を認めてくれました
そこで徳政令の話しは立ち消えたはずだったのですが
徳政令のゆくえ
さて、徳政令は本当に実行されてしまうのでしょうか?
井伊はどうなるのでしょうか?
そのお話は第31話であきらかになります…
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