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第38話 2018年10月14日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
旧幕府軍との戦い
新政府軍は上野の寛永寺に立てこもる彰義隊を攻撃しを開始した。大村益次郎の予告どおり、これを半日で制圧した。
しかし、新政府に抵抗するの彰義隊だけではではなかった。会津、東北、北越の諸藩が同盟を結び、抵抗を始めていたのだ。
ところが新政府軍には金も兵糧も武器も何もかもが足りなかった。会津、庄内、長岡は戦さ上手でこのままでは負けるだろうと大村が言うのだ。そこで白羽の矢がたったのが薩摩だった。
そんなわけで、吉之助は援軍を送り込むために急遽、薩摩へ戻った。吉之助は国父の久光を説得することに成功。
一方、実家では予期しない出来事があった。弟の吉ニ郎が自分も戦さに出たいと言うのだ。
吉ニ郎は今まで西郷家を守るため、薩摩を出たことも戦に出たことがなかったのだ。吉之助は、吉ニ郎の思いを受け止め、戦さに出ることを許したのだ。
旧幕府は激しく、新政府軍は苦戦を強いられた。そんな中、吉ニ郎が負傷したという知らせが入った。
吉之助はすぐ会いに行くことを拒み、長岡城を落としたあとに、やっと見舞いに駆けつけた。吉二郎は重傷を受けていて、まもなく息を引き取った。
時代は明治へ
ようやく東北の戦乱が終わり、元号が江戸から明治に変わった。江戸城は東京城(とうけい)となり、明治天皇は京から移った。
吉之助は一蔵に会いに行った。
吉之助「一蔵どん、今日は頼みがあって来た。…薩摩に帰らせてもらいたい」
一蔵「もとはと言えば、幕府を倒せ、新しか国を作れっち言うたのは、おはんじゃなかか!勝手なことを、言うな!」
吉之助「一蔵どん、世界に負けん日本国を作ってくいやい」
吉之助は東京城を後にした。薩摩に帰った吉之助は、家族に吉二郎の死を伝えた。
吉之助は糸から吉二郎が生前、貧しい生活を切り詰めて貯めた銭や家計簿を見せてもらった。
吉之助は泣いた…。
その夜、吉之助は吉二郎の死を悼み、脇差しで髷を切り落とした。
しのぶの一言
両親も早く亡くし、家族のために家を守るためにずっとがんばってきた吉二郎。でも、吉二郎もやっぱり男子。薩摩隼人として戦に出たい!そういう思いをずっと心に抱いてきたわけです。
そんな吉二郎の思いがわかるから、吉之助も許すしかなかった…。でも、吉二郎は戦死し、妻の園は子供が残されてしまう。吉二郎の熱い想いがこんな結果になってしまうなんて…。
大将という立場で戦争を引っ張ってきた吉之助はたくさんの人の死なせてしまった責任を強く感じて、もう心身ともにボロボロになっていたのでしょう。
薩摩へ帰ってきて、号泣する吉之助を見てもらい泣きしてしまいました。
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