第35話 2019年9月15日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
オリンピック東京招致はどうなる?
金栗(中村勘九郎)は小松(中野太賀)をつれて、5年ぶりに東京の戻り、ハリマヤ製作所を訪れる。
そこでシマを見つけ、金栗は思わず、抱きついて喜ぶ。しかし、その女性はシマではなく、シマの娘、りくだった。
りくは今はハリマヤで働いていた。その夜ハリマヤ製作所で、金栗の歓迎会がもようされた。
金栗は小松をみんなに紹介し、彼を東京オリンピックのマラソン代表に育てて金メダルを取らせたいと宣言する。
小松はこれから東京の学校に入る予定になっていた。
そのころ、日本のマラソン界は、日本統治下の朝鮮出身のランナーが活躍していた。
孫基禎(そんきてい)、南昇竜(なんしょうりゅう)らは金栗足袋を履いているのだという。
4年後のオリンピック開催都市を決めるIOC総会が開かれた。
嘉納治五郎(役所広司)は平和の祭典をぜひ東京で開催したいと力強く訴えた。
東京とヘルシンキの投票結果は、東京に軍配があがった。
東京オリンピック開催決定は、ラジオの実況中継で日本に伝えられた。東京は3日間お祭り騒ぎとなり、2・26事件も戒厳令も一旦忘れ去られる。
ベルリン・オリンピック大会
ベルリンオリンピックが開催した。
ドイツではヒトラーを先頭に総力をあげて、オリンピックの準備をした。
10万人収容のスタジアム、初の聖火リレー、豪華な開催式など、そのスケールと完成度に圧倒されるばかりだった。
陸上競技は波乱の幕開けとなった。
男子100メートル走ではメダルが期待されていた吉岡隆徳選手が予選で敗退する。
その後、田島直人が走り幅跳びで銅メダル、三段跳びで金メダルを獲得。
棒高跳びでは西田修平と大江季雄(すえお)がそれぞれ銀メダル、銅メダルを獲得した。
マラソンには、孫、南、塩飽玉男(しわくたまお)の3選手が出場。
暑さのため途中棄権する選手が続出する。トップを走っていたザバラも棄権し、後を追っていた孫がトップに躍り出た。
結果は、孫が1位でゴール。2位がハーパー、3位は南昇竜。
スタジアムのメインマストには日章旗が掲げられ、国家が流れた。
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