
©NHK
第4話 2020年2月9日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
東庵が美濃を去る
十兵衛(長谷川博己)は鉄砲の練習を重ねるが、なかなか上達しない。
利政(本木雅弘)から呼び出しがあり、叔父・光安(西村まさ彦)とともに稲葉山城へ向かう。
東庵の治療のおかげで小見の方の具合がよくなり、利政は東庵に礼を述べ、報酬を支払った。
東庵(堺正章)は明朝にも京へ帰るというのだが、利政は東庵が、尾張の織田信秀(高橋克典)の呼び出されたのであろうとにらんでいる。
信秀は、先の今川義元との戦で負傷し、寝込んでいるといううわさがあるのだ。
利政は、敵対している信秀の容態を教えるように東庵に迫る。東庵が断ると、利政は十兵衛に東庵を斬れと命じる。
東庵は取引をもちかけてきた。信秀に借りている双六の借金を薬代に上乗せしていくれたら、信秀の様子を教えるというのだ。
利政は考えた末、承諾した。
ただし、東庵が戻ってこない可能性も考え、駒(門脇麦)を人質として美濃に残した。
十兵衛と菊丸が尾張へ潜入
東庵が尾張に向かうと、その後を背負子に薬草を背負った2人の男が追った。
十兵衛と菊丸(岡村隆史)である。危険を冒してまでやってきたのは、駒を無事、京に帰すためだ。
万が一、東庵が美濃の戻れなくなっても、信秀の病状についての情報さえ持ち帰れば、利政も駒を殺せとは言わないであろうと考えたのだ。
東庵は信秀の居城である古渡城(ふるわたりじょう)に入った。信秀は元気そうに見えた。
信秀は、東庵に利政に何か言われたのかと探りを入れてきた。
東庵は信秀の様子を教えるように命じられたと答えた。今度は、信秀は美濃の様子を聞かせろと迫る。
物売りに見をやつした十兵衛と菊丸は、東庵を尋ねるふりをして古渡城へ入った。
そこへ、一人の少年がやってきた。2人が外からきた商人だと知ると、三河の刈谷城まで連れ出してほしいと頼んできた。
少年の名は松平竹千代。のちの徳川家康である。
十兵衛はここは守りが堅く逃げることは到底無理であろう、辛いかもしれないが、きっと母と会える日も来るからそれまで待つべきだと諭した。
しばらくして、東庵は薬草売に化けた十兵衛に面会し、薬草の代金を払った。
東庵に薬草売りが訪ねてきたことを不審に思った信秀は、薬草売を捕らえろ、怪しい者なら切り捨てろと家臣に命じた。
帰り道、山の中で、追いかけてきた信秀の手の物に取り囲まれた十兵衛と菊丸。
十兵衛は菊丸に走って逃げるように言うと、数名の侍と切り合いになり、スキを見て走りだした。
追いかけてくる侍たちに、山の中から誰かが石を投げつけて応戦してくれた。
おかげで、十兵衛は追ってをまくことができた。
菊丸に助けてくれた者のことを話したが、知らないという。
織田信秀の情報を利政へ
東庵から預かった代金の中に信秀の情報が書かれてあった。
信秀は戦で受けた傷口から毒が入り、それが体中に回っている。もう長くは持たないはであろうということだ。
それを聞いた利政は喜ぶ。
東庵が利政との約束を果たしたので、駒は京へ帰ることを許された。
安堵した十兵衛が駒にそのことを報告し、喜んでいると、駒は自分が帰ることがそんなにうれしいのかとむくれてしまった。
駒には東庵の人質になっていることを知らせてはなかったのだ。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「麒麟がくる」をmusic.jpで見る
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎その他のあらすじは➡コチラからどうぞ!