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第6話 2020年2月23日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
細川晴元 VS 三好長慶
都では室町幕府管領の細川晴元(国広富之)が権威を誇っていた。
三好長慶(山路和弘)は晴元の家臣であるが、最近は摂津を本拠として勢力を伸ばし、晴元をしのぐ実力者となっていた。
いつしか、2人の間には不穏な空気が流れるようになっていた。
小さな寺の本堂で、刀鍛冶の伊平次(玉置玲央)に鉄砲を分解して見せてもらった十兵衛(長谷川博己)はその美しさに感嘆する。
伊平次はふと、出入りする遊女屋で聞いたある話しを十兵衛にもらす。
三好長慶が松永久秀(吉田鋼太郎)を襲撃する計画があるというのだ。
万里小路(までのこうじ)家で連歌の会に三好がお忍びで出席する時を狙うらしい。
危険を察知した十兵衛は、三淵藤英(谷原章介)のもとへ急ぎ、このことを知らせた。
三淵は三好と松永を襲撃しようとしているのが晴元であると勘づいているが、静観の構えを見せる。
弟の細川藤孝(眞島秀和)は十兵衛に賛同し、すぐに三好と松永のもとに行こうとする。
しかし足利義輝(向井理)に仕える三淵は、自分たちが動けば、将軍の上意と受け取れらることを懸念して、それを制した。
十兵衛は思わず反論した。
自分は幼い頃、父から将軍は武家の棟梁であり、すべての武士の鏡であると教わった。
その将軍が家臣同士の争いに見て見ぬふりをするのは、武士は一つにまとまることができず、世の中はいつまでたっても平穏にはならないのではないか!
三好長慶を救え!
十兵衛が出ていくと、細川藤孝が武装して追いかけてきた。影で話しを聞いていた義輝が三好を助けるように指示してくれたのだ。
十兵衛と藤孝は三好と松永のいる万里小路家に急いだ。
万里小路家では、公家衆たちが連歌を楽しんでいた。その中には長慶の姿もあった。
松永は控えの間でくつろいでいた。そこに刺客が乱入してきた。
長慶は三好に逃げるように声をかけるが、刺客たちが追いかけてくる。長慶が刺客に殺られそうになった時、間一髪、到着した十兵衛が刺客を後ろから突き刺した。
藤孝、三淵とその家臣たちもやってきて加勢する。
長慶は馬に乗ってその場を逃れ、刺客たちも姿を消していった。
十兵衛は肩に痛みを感じた。
刺客たちの斬り合いで、肩に負傷していたのだ。
十兵衛は東庵が京に戻っていることを思い出し、東庵の診療所へ連れて行ってもらう。
駒(門脇麦)が飛び出してきた。
しかし、十兵衛はそこで倒れ込んでしまう。
藤孝との思いを共有
十兵衛は2日間意識がなかったが、東庵の処置と駒の必死の看病のおかげで、傷は順調に回復した。
10日後に藤孝が見舞いに訪れた。松永から見舞いとして瓶を預かっていた。中には水飴がはいっているのだという。
藤孝は十兵衛に京に残ってほしいという。
十兵衛は断るが、こうつけ加えた。
5年先か10年先、美濃が一つになれた折、またお目にかかります。その折には、美濃を上げて藤孝どのを支えます。
駒との一夜
美濃がまた戦を始めたという。斎藤道三(本木雅弘)が織田信秀(高橋克典)が西美濃が支配していた大柿城を攻撃しているというのだ。
それを聞きた十兵衛は美濃へ戻ることにした。
駒は病み上がりの十兵衛を心配して美濃までつきそってきた。
天候が悪くなり、途中、小屋に泊まることになった。
駒は探してきた藁を十兵衛に差し出して寝かせ、自分は火のそばに座っていた。
見かねた、十兵衛がこちらで一緒に寝ようと誘う。
駒は戸惑うが、十兵衛のそばで一夜を明かす。
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