第25回で、なつがいきなり政次に抱きついたシーンがありました
なつがそんなことをするなんて!
ちょっと予想外で…度肝を抜かれました…
まあ、見ていればなつが政次のことを好きだっていうのはわかっていましたが…
いきなり抱きくとは思ってもみなかったので
どうしてこうなっちゃったの?と思っている人も多いはず
そして、今後の2人はどうなるのでしょうか?
そのへんのところを芸能リポーター並(?)詳しく解説します
井伊の状況
今川の重臣である関口殿が目付である政次を伴って井伊の館にやってきました
太守様からのお下知を伝えにきたということです
下知状によれば、
”井伊に、三河と内通したる謀反の疑い、これあり。ついては、駿府に申し開きに参るように”
というのです
井伊では内通などした覚えのなく、何のことだか尋ねてみると、
三河に流す材木を都合したという疑いがかかっているというのです
材木を売った相手といえば、成川屋
その成川屋が三河に通じていて、井伊の材木を三河に流していたというのです
そして明日、関口殿とともに駿府に行き申し開きをするようにと直虎に言い残して去って行きました
商人の売り先にまで責めを負わなければならないとは…
直虎はなにか対応策を考えなかれば、たぶん自分に身が危ないかもしれない。
自分の身になにかあれば井伊の未来も危ういかもしれない
そういう状況です
政次に相談しようにも、関口氏と政次と同行しているため、それも叶わないのです
なつが政次にいきなり抱きついたわけ
では、なつが政次に抱きついたのはどうしてなのでしょうか?
好きという気持ちが高まったからとか、発情したとかそういうのではありません!
その夜、小野家には今川の重臣である関口氏が泊まっていたのです。
関口氏は一人ではなく数名の護衛がついていました
誰かが変な動きをしないかと目を光らせているはずです
政次と直虎は人目を隠れて、夜な夜な囲碁をしながら相談しているのをなつは知っていたのです
なので、今回も2人はきっと連絡をとりたいはず
でも関口殿の目があるから行けないことを察して、自分が何かできないかと考えていたのでしょう
なつは政次にお茶をだしたあとに、しばらくして政次に後ろから抱きつきます
身を寄せて抱き合っているように見せかければ、怪しまれずに小声で会話ができます
この時の2人の会話を見てみましょう
なつ(ささやく声で)「義兄上、しばしこのままで。これならば、見られたところで疑いはされませぬ。関口様の目があり、身動きがとれぬのでしょう?私が殿にお使いいたします」
政次「気持ちはありがたいが、共の者はまで起きておろうし、どこに間者がおるかしれぬ。殿は落ち着いておられた。きっと切り抜けられる。大事ない」
そう言ってなつの手に優しくふれて、2人は離れていきました
2人のこれからは…
なつは献身は井伊のため、小野家のため、後を継ぐ息子の亥之助のため
でも、それだけではないことはもうわかりきったこと
なつの政次への気持ちは言葉で表したことはないけれど、眼差しや態度を見ていれば充分ですよね
政次がいけ好かない男だったら、いくら御家のためといえ、なつだって抱きついたりしないでしょうし…(笑)
そして、政次もなつといるときは穏やかな表情をしているんですよね
政次はなつの気持ちに答えるのか、それとも義兄妹の間を貫き通すのか
今後どうなっていくのか行方を見守ってまいりましょう
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