武田信玄と徳川家康が、今川領へ侵攻をはじまると
気賀も戦さに巻き込まれてしまいます
まず気賀にやって来たのは、今川に味方する大沢方の配下の者たち
気賀にある堀川城を乗っ取ります
そして、気賀の民を無理やり城に連れ込み、戦うことを強要するのです
そこへ徳川軍が攻めてきました
逃げ惑う気賀の民たち
罪のない人たちを襲うなんて、酷い!
その時、出てきたのがなで斬りという言葉
どういう意味なのかわからなかったので調べてみました
なで斬りとは
刃物でなでるように切ること
たくさんの人を、片端から斬り捨てること
…恐ろしい
気賀の状況
気賀は本来が今川の配下の町なのです
しかし、同じ今川の配下の大沢勢が気賀に攻めてきたので、
気賀のリーダーたちは反対勢力の徳川軍へ助けを求めました
今川勢が城を乗っ取りました!
城を取り返してください!
城を取り返してくれたら、徳川軍には全力で協力しますから!
家康は承諾してくれました
船を貸してくれたら、城に無理やり連れてこられた気賀の民を船にそっと移して助けてあげましょう
その後、徳川軍が敵をやっつけますからー!
って。…でも、そんな風にはいかなかったのです
そのまま堀川城を攻め落とした
家康から堀川城攻めを任された酒井忠次は、船を城につけたあと、
そのまま攻め落とすように命令を下したのです
まだ、城内には気賀の民がたくさん残っているのに!
徳川勢と大沢勢の激しい戦い、その中で逃げ惑う気賀の民たち
大沢勢の兵士たちともろともなで斬り、つまり皆殺しにされたのです
しのぶの一言
家康は気賀の民たちを助けるつもりだったのですが、部下の酒井忠次が勝手に作戦を変えたようでした
今まで大沢方の抵抗が激しかったので、逆らえば恐ろしいことになるということを示すために見せしめとして残忍な行為をしたのだと
実際、その後、大沢元胤は徳川方に降伏してくることになるのです
どちらにも味方することなく、参戦もしてない人たちを斬殺するなんて、恐ろしい…
そして、その中にはあの龍雲丸やその仲間たちも含まれています
龍雲丸たちは、本当はさっさと逃げ出すはずだったけれど、気賀の人たちを見捨てられず、戻ってきて救出している最中に大惨事に巻き込まれてしまったのです
あんなに楽しそうに、みんなでわいわいと暮らしていたのに…
…言葉もありません
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