こちらは、第45話以降のネタバレが含まれるます。まだ内容を知りたくない方は読まないでください!
さて、浜松城と岡崎城に親子で別々の城に入っている徳川家ですが、長篠の戦い後その関係がギクシャクし始めます
長篠の戦いで活躍したのがほとんどが浜松勢で、恩賞などもそちらへ集中してしまったのが主な原因のようです
その辺をうまく調整したい家康は、自分が岡崎城に入り、信康に浜松城入らせるという方法を思いつきます
そのことについて信長にお伺いをたてるべく、さっそく家臣の酒井忠次を安土城へ向かわせました。ところが、信長はとんでもないことを言い出したのです!
信康には謀反の疑いがある!と
そして信康を斬るように迫ります
その勢いに忠次は反論することもできませんでしまた…
信長の言い分
信康は信長の娘・徳姫と政略結婚をしています
信長によると徳姫から手紙に信康の悪事が書き連ねてあったとのこと。その中には武田と内通していると書いてあったというのです
家康のとった行動
いつも穏やかな家康も怒りをあらわにします。
家臣の榊原康政は事実関係をまず調べてからと提案し、岡崎城に出向きました。その結果、これは信長の言いがかりであろうという結論に達します
しかし、家康は信長に逆らうことなんてできません。しかたなく岡崎城にいる信康を捕らえて大浜城に幽閉します
しかし水面下では何とか時間を引き延ばして信康の命を救える方法を探ります
母親の瀬名は?
瀬名は自分の息子である信康をなんとか助けようと必死で考えます
そして自分が罪をかぶることを思いつくのです
武田と通じていたのは信康ではなく自分であると。その為に、武田からという偽の手紙をわざと置いて城を出ました。まるで逃げているというように…
家康はこれを利用します。すぐに瀬名を捕らえて首をはねるように命をだしました
直虎はどうする?
信康が捕らえられた時、直虎はたまたま岡崎城を訪れていました。昔の直虎だったら、ここで何かすぐアクションを起こしたかもしれません
でも、今は城主であるわけでもなくただの一介の農婦という身分。しかも万千代の養母という立場でもあるのです。昔のような軽はずみな行動は取るわけにはいきません
直虎はそっと岡崎城を後にしました。数日後、岡崎城から逃げてきた瀬名と出会います。そして瀬名が死を覚悟していることを察知します
直虎は瀬名を必死に止めます。しかし瀬名の決意は固かったのです
瀬名は直虎に別れを告げました…
瀬名の運命
家康は捕らえるよう命じましたが、それは表向きのこと。裏では瀬名を救助するように動いていました
しかし、瀬名はこれを拒みます。信康を救うために自分が罪をかぶることを自らの望んだのです。よって瀬名は家康の家臣に捕らえられてしまい、そして首を斬られてしまいました
家康は瀬名の首を持って信長に許しを請います。武田に通じていたのは瀬名であったのだと…
信康の運命
母親の瀬名は自分の命を投げ出して信康を守ろうとしました
しかしその思いも虚しく、信康は切腹を命じられ、この世を去りました。まだ21歳の若さでした…
しのぶの一言
信康は家康の跡取りとして申し分のない人物でした。まさか、こんな目に合うなんて誰も予想もしていなかったようです
悲劇としか言いようのないこの事件は、徳川家に暗い影を落としました…
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