●前回のあらすじはコチラ↓
◎「西郷どん(せごどん)」第31回をもう一度視聴する方法は
>>こちらから
第32話 2018年8月26日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
連合艦隊に脅されて
諸外国と通商条約締結したものの、朝廷の許しが得られないまま7年もの月日がたっていた
その間、幕府は外国からの開国要求をずっと引き伸ばし続けていたのだ
しびれを切らした諸外国は開国を迫ってきた
慶喜(松田翔太)はこれを利用することを思いつく
イギリス・オランダ・フランスは連合艦隊を編成し兵庫港の開港を迫るように仕向けたのだ
京の町は大騒動になった
そこで、慶喜は孝明天皇に揺さぶりをかけ、長州再征の勅許を引きだすことに成功する
そのことを知った岩倉具視(笑福亭鶴瓶)は、吉之助(鈴木亮平)と一蔵(瑛太)に怒りをぶちまける
一蔵は胃痛を訴え、吉之助は一蔵を家まで送って行った
すると、そこには繁の家のおゆう(内田有紀)がいた
2人は恋仲になっていたのだ
長州を救う最後の賭け
一蔵は書きためていたある書状を吉之助に見せた
その内容に吉之助は仰天する
”帝や許した事でも、それが天下万民を納得させられないものであれば従わなくていい”
つまり、長州征伐の勅命など、勅命ではないというものだったのだ
そんなことを指摘すれば、朝廷にも幕府からも命を狙われてしまう
しかし、このまま長州征伐が強行されれば、幕府に従わない薩摩藩は逆賊になってしまうのだ
これが長州を救う最後の望みでもある
吉之助も腹を決めた
2人の名を連ねた書状の写しは、諸藩の藩士から公家まで広がっていった
慶喜は激怒したが、書状を目にした諸藩は長州征伐に慎重になり、準備が進まなくなっていった
その書状は長州藩士・伊藤俊輔の手に渡り、桂のもとにも届いていた
長崎の亀山社中にいた坂本龍馬(小栗旬)にも届けられた
亀山社中とは
坂本龍馬らが長崎の亀山で結成した貿易結社
海援隊の前身で、薩摩藩などから資金援助を受け、物資の運搬や貿易の仲介を行った
吉之助は龍馬に、薩摩藩の名義で武器と軍艦を引き渡し、代わりに長州から薩摩に米を融通するという取引を仲介してほしいと申し出た
龍馬から取引を聞いた桂は一度は断るものの、しばらくして受け入れる
しかしその後、長州藩の出してきた条件があまりにも長州藩に有利なものであったため、大揉めになってしまう
そんな中、その場をおさめたのは、一枚の写真だった
遠い英国で薩摩藩と長州藩の留学生たちを撮ったものだ
遠い異国では、長州人もなく薩摩人もなく助け合う日本という一つの国の民なのだということに気づいた
そうして、桂の書いた5か条にさらに一か条加えられ、薩長同盟が締結された
しのぶの一言
敵同士だったものが同盟を結ぶことはそれはそれは大変だったと思われましたが、それがここんな感動のドラマになっているとは思いもよらず、今回も号泣してしました
薩摩と長州のそれぞれの思い、プライド、意地が邪魔して前に進めない
その上、長州が頭をさげるまでは何も言ってはならないと小松さん
坂本龍馬も言ってたけど、侍というのはホントめんどくさい!
意地をはりあっているところへ、更に面倒くさい俊輔が乗り込んできて〜
”俊斎、救心飲んでおちつけよ!”っていうのに爆笑してしまいました
(海江田武次(旧姓:有村俊斎)役の高橋光臣さんは救心のCMに出ているから)
でも、そんな意地の張り合いを制するのはやっぱり吉之助でした
いや、あそこで俊斎が殴り込んできたからこそ、意地の張り合いの突破口が開けたと言えるのかもしれません
◎見逃した番組を見る方法は ➡こちらから
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!