西郷どん(せごどん)第1回あらすじと感想!天狗と出会う!ネタバレあり!

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©NHK



第1回 2018年1月7日放送

ネタバレを含みます

まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう

天狗との出会う

天保11年(1840)。日本がまだ鎖国の深い眠りのなかにいたころ。日本全体で20人にひとりが侍というなかで、侍の国・薩摩では4人にひとりが侍だった

小吉(のちの西郷隆盛)ら下加治屋町郷中の少年たちは高麗町郷中の少年たちと小競り合いになっていた。加治屋町郷中の少年は小吉の他に大久保正助(のちの利通)、有馬新七ら。高麗町郷中の少年はリーダー格の大山格之助や茶坊主の有村俊斎などがいた。

その後、鰻捕り競争のすえにみごと小吉が鰻をつかまえて下加治屋町郷申の少年たちが勝ったのだが、負けた高麗町郷中の俊斎は、磯の御殿には鰻よりうまいものがあることを知っていると負け惜しみを言う。

磯の御殿とは

仙厳園のなかにある島津家の別邸のこと

茶坊主の俊斎は、茶会のときに山盛りの菓子が用意されているようすを見ていたのだ。それを聞いた大山は、高麗町郷中と下加治屋町郷中で磯の御殿に潜りこみ、菓子をくすねてきたほうを勝ちとしようと提案してきた

翌朝、小吉たちは小舟を漕いで磯の御殿の近くの船着き場へやってきた。でも、磯の御殿には天狗がいるというウワサがあるのだ。そこで二の足を踏んでいると、新顔の子が煽ってきた

「天狗が怖くて菓子をあきらめっとか やっせんぼ。」

やっせんぼとは

鹿児島弁で、「弱虫な子」「役立たずの子」を意味する

それは男子のなりをした女子だった。少年たちのやりとりを遠くから見ていたは、小吉たちに合流すべく先回りしていたのだ。がお菓子にありつくべく真っ先に磯の御殿めがけて走りたために、少年たちは慌てて続いていった

垣根を乗り越えると、磯の御殿の番兵に見つかった。みんな必死で逃げる。ところが、途中ですざまし爆音と突風に襲われてしまう。そして中から真っ黒になった男が出てきた!天狗だと勘違いした少年たちは逃げた。しかし新八がその男に捕まってしまう。お菓子にありつくためにここに来たことを白状して、男に命乞いをする少年たち。小吉は一人男に向かって吠えた

小吉「覚悟なら、できちょっ。薩摩隼人はいつでん死ぬっ覚悟はできちょっ」

「薩摩箪人が聞いてあきれるわ。おまえはいちばん小さい仲間を見捨てて逃げた。弱い者の身になれんやつは、弱い者以下のクズだ。薩摩じゃ、そういうやつのことを、やっせんぼと言うんだろ」

小吉は、男の背後に並んでいる数門の大砲を見て、そもそもここでなにをしていたのかと尋ねた。それに対して男は、強い者でなければ退治できない異国の恐ろしい大天狗をやっつける研究をしていたのだと答えた

男は子吉を呼び止めて、包み紙を渡した

錦江湾とは

鹿児島湾の別名。薩摩半島と大隅半島に囲まれた湾で、桜島を有する

「持ってけ。天狗の口止め料だ」

この男こそ、のちに島津家の第28代当主となる斉彬だったのだが、小吉たちは知るよしもなかった

包みのなかにはカステラが入っていたのだ。小吉は包み紙の裏に書かれていた
「CANGOXINA」という呪文のような蟹文字だった

天狗の正体は斉彬だった

翌日、妙円寺詣りが開催された。これは、関ヶ原の戦いの終盤に島津義弘が敵中突破した武勇を称えて、男たちが甲冑武者姿で参詣する行事である

城下の神社には、大人から子どもまで鎧をつけた大勢の男が集まっていた。この行事で大いに血が騒ぐ薩摩の少年たちは毎年、郷中同士の激しい競争をおこなっており、この年も小吉らが
ほかの郷中の少年たちと激しい乱闘を繰り広げていた

そんななか、下加治屋町郷中の一員として鎧をつけて参加していたが隙をついて抜けだし、先へ行く。その結果、みごと下加治屋町郷中が勝利を収め、小吉たちは褒美の餅を赤山から授かった。

ところが、遅れて到着した少年たちが、鎧を脱いだだと指摘した。仰天していたのは小吉たちだった。泣きだしそうなに、赤山がなぜ男のなりをしたのかと問いかけた

「ないごて、女子は郷中に入ったらいかんとですか。わたしも学問や剣術や相撲がしたか

は去っていった

そこへ馬に乗り、陣羽織に兜をかぶった島津久光が、数人の鎧武者を引き連れて山門を入ってきた。赤山久光のうしろに控える鎧武者が国許にいないはずの斉彬だと気づき驚愕する

小吉たちは、その男が先日出くわした天狗と間違えたがだったことに気づく。しかも、その男が世継ぎの斉彬だと聞きおよんだ小吉たちは、再び衝撃を受けた。
そんな小吉たちに、斉彬は語りかけた

斉彬「子どもは国の宝だ。おまえたちのような者がいれば、薩摩も安泰だ。頼もしく思うぞ」

その夜、小吉斉彬さまにじきじきに声をかけてくれたということを聞き、西郷家界隈は、みんな興奮状態だった。しかし、小吉たちには斉彬に言われた言葉との言葉が心につき刺さっていた

斉彬「弱い者の身になれんやつは、弱い者以下のクズだ。薩摩じゃ、そういうやつのことを、やっせんぼと言うんだろ」

翌朝、小吉女のなりをして外を歩いてみた。道行く人には失笑され、怒鳴られたした。父親の吉兵衛が慌てて駆けつけてきて、家に引っ張って行った。

小吉「女子はつまらん。女子は損じゃ。郷中に入れてもらえんで、学問も剣術も習えん。同じ人間じゃっとに、おかしかあ……?」

そして、小吉斉彬の役に立つような身になりたいという願望を父に言ってみた。しかし殿のそばに仕えることができる家は代々決まっており、下層藩士の西郷家はそのような身分ではないと、吉兵衛は小吉に言い聞かせるのだった

吉兵衛「志をもつことは立派じゃ。じゃつどん、大それた望みを口に出すんじゃねど。身のほど知らずち笑わるっでな」

その後、小吉正助のもとに、妙円寺詣りの恨みを晴らすべく、平之郷中の栄作たちが襲いかかってきた。その際、誤って小吉栄作に右腕を斬られて大怪我を負ってしまう

斉彬との約束

医師から、もはや右腕が使いものにならないことを宣告された小吉は、絶望感を味わっていた。小吉はもとより、一家が悲しみに暮れるなか、小吉は甲突川近くの竹林で狩り姿をして馬に乗る斉彬久光を目撃する。

斉彬の前に飛びだした。いつか斉彬のそぼで忠義を尽くした思っていたのだが、右腕を怪我してこ度と刀を持てなくなってしまったのだと、こらえていた思いを吐露した。

そして小吉は、生きていても仕方のない人間となったので、錦江湾のフカの餌になって消えるつもりだと訴える。必死に斉彬を見上げる小吉の目から涙があふれているのを見た斉彬は、心の底から小吉に語りかける。

斉彬「ならぬ……死んではならぬ。子どもは国の宝だと申しただろ」

そして斉彬は、侍が重い刀を二本も差して歩くことなど無用となる世が近づいていることを予言すると、これからは弱い者の声を聞き、民のために尽くせる者こそが真の強い侍となるのだと説き小吉にそういう侍になればいいと背中を押した。

斉彬「わしが生きていたら、必ず薩摩に帰ってくる。そのとき、おまえがメソメソせず、強い男になっていたら、また逢おう」

後日、赤山下加治屋町郷中と高麗町郷中の少年たちに大きな世界地図を見せていた。少年たちは、世界のなかの細長く小さい島が日本で、しかも鹿児島が点ほどの大きさしかないことに驚いていた

そんな中、小吉は地図上に「CANGOXIXAしの蟹文字を発見した。赤山から、それが鹿児島を指していて、異国の地図に鹿児島もきちんと記載されていることを聞いた小吉は、少年たちとともに目を輝かせて地図を見つめるのだった

しのぶの一言

子役たちの熱演が素晴らしかったですね。久しぶりに見る世界のケン・ワタナベがケタ違いにカッコよくて震えました。小柳ルミ子さんもお久しぶりね〜♪

貧しいけれどみんなで寄り添うように暮らす郷中の人々、元気いっぱいの男の子たち、薩摩のおおらかな自然の中でみんな輝いていて見えました

鹿児島弁がきつくて何を言っているのかわからない!字幕をつけて欲しいという声もきかれましたが…

来週からは西郷どん役の鈴木亮平さんが登場ということなので、とっても楽しみです!

次回(第2回)のあらすじはコチラ↓

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