西郷どん(せごどん)第39回あらすじと感想!西郷隆盛は桜島!ネタバレあり!

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©NHK

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第39話 2018年10月21日放送

ネタバレを含みます

まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう

菊次郎がやってきた

明治37年(1904年)京都市役所の玄関ホールで新しい市長を出迎えた。

杖をついて入ってきた男は、西郷菊次郎西郷吉之助(隆盛)愛加那の長男である。

市長の助役を務める川村は、菊次郎に父・西郷隆盛の話を聞かせてほしいとせがんだ。菊次郎は、ぽつりぽつりと話しを始めた…

明治2年(1869年)領地と民を帝へ返上する版籍奉還を経て、薩摩は鹿児島へと名を改めた。故郷へ戻った吉之助隆盛と名を改め、しばらくは藩政からも遠ざかり、農民たちの手助けする日々を過ごしていた。

熊吉菊次郎を西郷家へ迎え入れるために大島を訪れた。島から出られない愛加那は、大事に育ててきた息子・菊次郎を養母となるに託す。この時、菊次郎はまだ9歳だった。

西郷家は長年の借金をようやく返済し、近くの武村へと引っ越していた。信吾という嫁をもらい、一家は相変わらず大所帯だった。

島からやってきた菊次郎はなかなか西郷家に馴染めない様子だった。隆盛には長男・寅太郎がおり、母親の愛加奈からは西郷家の嫡男は寅太郎であると言い聞かせてこられたので遠慮もあったのだ。

そんなふうであったけれども、父・隆盛も養母・も西郷家の人々もを愛情をもって接し、大切に育てた。

ある日、海江田隆盛のところへやってきた。国父さまが呼んでいるのだという。

国父の久光は機嫌がよくないようだった。廃藩置県により知藩事となった藩主は支配力を失い、戦功をあげた下級武士が台頭してきていたので面白くなかったのだ。

久光「西郷、お前はかつて、わしに薩摩の忠義と底力を天下に示せち言うたな。そいが薩摩のためになるち。こいが、お前たちの望む御一新か?」

新政府はまとまらず

一方、東京の新政府では日々激論を戦わせていた。

右大臣の三条実美、それを補佐する大納言に就任した岩倉具視大久保利通(一蔵)、木戸孝允(桂小五郎)、後藤象二郎江藤新平大隈重信(おおくましげのぶ)、伊藤博文(俊輔)たち

大久保は中央に力を集めようとし、木戸は事を急ぎすぎては争いのもとになると反対し、皆それぞれに考えや主張があり収集がつかない。

新政府も財政難だが、廃藩置県によって各藩の財政も悪化し、その余波を受けた民衆たちの暮らしはさらに苦しいものになり、その怒りは各地で暴動一揆となっていた。

隆盛のもとに、半次郎のいとこ・別府晋介(べっぷしんすけ)と横山安武(よこやまやすたけ)という若い侍たちが訪ねてきた。

新政府に批判的な横山は東京に出て、侍たちの憤りと民衆の苦しみを訴えるので、隆盛にも一緒に東京に来て欲しいと言う。

隆盛は申し出を断った。何を言われようと黙したまま動かなかった。隆盛は自ら動かないことこそが、血気にはやる若い侍たちの命を守ることだと考えていた。

しかしその後、横山は一人で東京に行き、衆議院の門前で腹を切って諫死した。

諫止とは

死んで目上の人をいさめること。また、死ぬ覚悟でいさめること。

しばらくして、渡欧していた信吾が帰国した。信吾は名を従道(じゅうどう)と改め、軍政をつかさどる兵部権大丞(ひょうぶごんのだいじょう)に任ぜられていた。

その夜、従道隆盛に話があると言ってきた。

フランスには治安を守るポリスというものがあり、そういう組織を薩摩にも作りたいと言うのである。そうすれば、士族たちにも仕事と生きがいを与えられることができると。

そして従道は一緒に東京に来て欲しいと言う。この国は今、新政府に対する民の不安が爆発寸前だ。隆盛の力が必要なのだと。

隆盛は戦でたくさんの人を死なせてしまったことに負い目を感じていた。だから自分に政(まつりごと)をする資格はないと考えていた。

従道「おいも戦いはもう見たくなか。じゃっどん、戦わずして勝つほどの強か軍がなくてはならんのじゃ!」

隆盛は悩んだ。吉二郎が死、西郷家には男手が足りないし、幼い息子たちもいる。隆盛は悩んだ末に糸にこう話した。

隆盛「東京に行こうち思っちょっ」

は反対した。大島から引き取ったばかりの菊次郎を置いていくのは承知できないと。

ところが、そこへ思わぬ助け舟が出された

菊次郎「母上、父の東京行きを許してたもんせ」

こうして隆盛は再び東京へ向かうことになった。

しのぶの一言

ナレーションの西田敏行さんがこんな形で登場すると思っていなかったので、度肝を抜かれました。

しかも時代考証を担当されている磯田道史先生が、京都前市長・内貴甚三郎役として登場し、西田敏行さんと絡むなんて!なんという心憎い演出でしょう〜。

短髪になった吉之助さんは、体も大きくどっしりとして、貫禄もあって、西郷隆盛感満載でした。さすが鈴木亮平さん!

久しぶりに見る愛加那は相変わらず可愛らしかったけれど、糸との緊迫したシーンは、女として見ていて心が痛かったです。

自分の腹を痛めて産んだ子を手放すというのは身を引き裂かれるような思いでしょう。しかも愛する人の子ならばなおさらのこと…。

もちろん、糸が悪いわけではないです。糸は心苦しさを感じながらも西郷隆盛の妻として、菊次郎の母としての強い決意も胸に秘め、それが糸を凛とより美しく見せているように感じました。

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