トクヨとスヤの女の対決?オリンピックとの向き合い方「いだてん(韋駄天)」

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©NHK

アントワープオリンピックが終わり報告会が開かれます。

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結果は、テニス銀メダルを獲得した以外は惨敗でした。

野口(永山絢斗)が結果報告をする度に会場にいる記者たちが非難の声を浴びせます。

非国民!などとなじった人がいて、一時騒然となります。



トクヨ(寺島しのぶ)とスヤ(綾瀬はるか)の対決

そこで、手をあげたのが二階堂トクヨ(寺島しのぶ)です。

「嘉納団長の会見はいつ開かれますか?」

日本がメダルが狙えるという理由で正式種目に加えてもらったマラソンにおいて金栗選手はぶざまに負けた。

国際舞台で赤っ恥をかいた責任を誰が取るつもりですか!とまくしあげます。

そこには金栗四三の妻、スヤ(綾瀬はるか)も来ていました。

会場の雰囲気の悪さに、一緒に来てた実次(中村獅童)とその場を立ち去ろうとしていたところでした。

スヤは我慢できず「せからしか!」 と一喝。

金栗選手は負けとらんばい!しまいまで走ったとでしょうが!

42キロ、日本人で始めて初完走ばしたとでしょうが。

16位ばってん、うちにとっては大勝利。

金栗四三は金メダルったい!

スヤの勢いに圧倒されたのか、余りにも美しかったからなのかだれも何も言いませんでした。

君の名は

ブーイングの中、女が1人で反旗を翻したわけですが、スヤのことは誰も知りません。

トクヨあなた誰ですか?

と聞かれ、スヤは自分は金栗四三の家内であることを明かします。

金栗は優勝したら、みんなにスヤを紹介すると約束していてくれたのに、それは叶わず、こんな形で自己紹介することになってしまいました。

トクヨの言い分

一見、トクヨ金栗を責めたように見えますが、そういう意図ではなかったようです。

もしかしたら、記者たちの非難のほこ先を選手から他の事へ向けようとしていたように配慮したとも考えられます。

トクヨはこう説くのです。

体協のオリンピック最優先の体制を改めない限り、我が国の体育の向上はない!

50年後、100年後世界レベルに達するには私達は何をすべきか!

そう言えば、トクヨ金栗が前のオリンピックで敗退したときも、
敗因は何だったのか?そして、敗北を分析すべきだと主張していました。

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失敗から学ぶべきというのは確かに筋が通っています。

スヤの言い分

一方、スヤにしてみたら、長い間、努力を続けてきた夫、金栗を悪く言われるなんて我慢できなかったのでしょう。

怒りはごもっともです!

よくぞ言ってくれた!と思った人も多いはずです。

泣いている選手に駆け寄り、ねぎらいの言葉をかけることを忘れないスヤは天使のように見えました。

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流れを変えた2人の女性

険悪な報告会の流れを変えたのは、トクヨスヤという2人の女性でした。

対立しているようにも見えるけど、そういうわけではありません。

2人とも周りに流されることなく、自分の主張をはっきりと述べただけです。

怒号の飛び交う中、トクヨスヤが異議を唱えるのこのシーンは、いだてんの神シーンの一つと言えるでしょう。

前回のオリンピックとの違い

前のストックホルムオリンピックでは、報告会は内輪ばかりだったので金栗を責める人はいませんでした。

いや、ただ1人、会場に紛れ込んでいたトクヨが反論していました。

敗因は何か?金栗に問いただし、その結果、会場にいた学生たちから総スカンを食っていました。

ところが、8年後のに開かれたアントワープオリンピックでは様子が違っていました。

出場した選手も2人から15人と増え、自費参加ではなく参加費は支給されるなど、出場選手への環境は、前回よりもずっと整っていました。

記者たちを集めた公式な報告会が開かれ、結果に対しては厳しい批判が選手たちに向けて浴びせられたのです。

それだけオリンピック注目され、選手に対する期待も高まっていたとも言えるのかもしれません。

でも、なんとも後味の悪い報告会となってしまいました。

しのぶの一言

怒号の飛び交うアントワープオリンピック報告会のシーンは衝撃的でした。

でも、今後、私たちがどうオリンピックと向き合うべきなのかということを考えさせられる機会にもなったとも言えます。

結果が良くないというだけで、選手だけが責められるのはどうなんでしょう?

厳しい練習に耐え、慣れない環境で戦った選手に対してあまりにも失礼ではないでしょうか。

アントワープオリンピックから100年、現在は選手に対する態度は変わったでしょうか?

現在でもアスリートたちに対してのバッシングをたまに目にすることはあります。

勝負なので勝ち負けにこだわるのは、わかります。

熱い気持ちで応援しているのも理解できます。

次に勝つために敗因をさぐるのも大切な事だと思います。

でもまずは、死力を尽くして戦った選手の健闘は称えるべきなのではないでしょうか。

スポーツをする人だけでなく見る人にもスポーツマンシップというものが求められているのではないしょうか。

次回開かれる東京オリンピックは、おもてなしだけでなく、思いやりのある大会になってほしいと願っています。

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