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第19話 2018年5月20日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
砂糖隠し
※奄美大島では西郷吉之助は菊池源吾(きくちげんご)と名を変えています
※奄美大島では、薩摩や本土の人のことはヤマトンチュ、島の人のことをシマンチュと言います
菊池源吾(鈴木亮平)はとぅま(二階堂ふみ)に島のことを教わり島の生活にも慣れていった
農作業などを手伝ったり、子どもたちに勉強を教えたりして過ごしていた
でもまた、薩摩藩による奄美支配の過酷さ目の当たりにすることにもなる
畑を無理やりサトウキビ畑にさせられたあげく、採取した砂糖は全て薩摩藩に取り立てられるという理不尽さだ
菊池は島民に深く同情するようになっていった
しかし、龍佐民(柄本明)や役人の木場伝内からは島のものに関わらないように言われれる
そんなとき、砂糖かくしの疑いをかけられ、とぅまの叔父・龍佐民が代官所に捕まってしまう
でも本当は、砂糖かくしなど島人はしているはずもなく、砂糖の取れ高が少ないので、島人にその責任をなすりつけようとしていただけなのだ
とぅま(二階堂ふみ)は激怒し、島人たちと代官所に押しかけ、騒動になる
そこへ菊池が現るが、とぅまに「いつか薩摩に帰るヤマトンチュに、島のこころはわからない」と突っぱねられてしまう…
とぅまは果敢にも島役人代官・田中に一人ついて行くが、代官所破りは重罪だ、助けてほしかったらおれの島妻(あんご)になれと迫られる
とぅまは拒否し、かんざしを突き立てて自害しようとするが、そこに菊池が現れ止めに入る
菊池「民が苦しんでいたら、助けるのがまつりごとだ!それが薩摩の役人の仕事だ!(怒)」
田中は怒り、すぐに上申書を薩摩へ書こうとするが、木場に止められた
大久保正助が、菊池からの手紙で薩摩の惨状を知り、田中宛に手紙を書いていたのだ
その中には菊池は実は西郷吉之助だということが書かれていたようだ
まさか、あの男が生きちょっとか!と田中は呻くようにつぶやき、上申書を書くことを断念した
この一件は藩に知らせないで済ませることになった
島妻(あんご)ではなく正妻に
とぅまは菊池のもとへ行き、頼み事があると切り出した
とぅま「私を島妻(あんご)にしてください」
島妻(あんご)とは
薩摩の侍が島にいる間だけ、妻になる女性のこと
菊池「それはできん」
とぅま「私はあなたが好きだ!」
そう言って着ている服を脱いだ
とぅま「私を見て」
菊池はとぅまに服を着せた
菊池「一年前、死ぬことばかりを考えていた死に損ないの俺にやっと生きようと思えたのはおはんに出会えたからじゃ。それを島妻(アンゴ)などにできん」
菊池「とぅまどん、おいの妻になってくいやんせ(ください)」
とぅまは泣きながら菊池に抱きついた
そして、菊池に新しい名前をつけて欲しいと頼んだ
島では結婚すると名前が変わり、加那をつけるのだという
菊池「…愛はどうじゃ?」
とぅま「愛加那!ありがとう、私の旦那様」
2人はしっかりと抱き合った
しのぶの一言
先週は野獣のようになっていた菊池源吾(西郷吉之助)が、今週は島での暮らしにも慣れてたようで、いつもの優しい男に戻っていてホッとしました
とぅまは未来の夫が菊池であることにうすうす気づき、自分も惹かれていくのを感じながらもその気持ちをぐっと抑えていたのでしょう
だって、相手はいつか薩摩に帰ってしまえば、自分は取り残されてしまうのですから
だから、代官所に押しかけたとぅまに止めに入った菊池に「いつか薩摩に帰るヤマトンチュに島の心はわからん」と怒鳴ったのです
でもそれは、私の心をわかって欲しい!という気持ちの裏返し
その気持が高ぶって「おいを信じてくいやんせという」と言う菊池の胸を「信じない、信じない!」ととぅま何度も叩いたのでしょう
危ない時、いつも優しく手を差し伸べるような男に女は弱いものです
でも、それに応えまい、応えまいとして頑張って突っ張っていたけど…ムリだった
完敗したとぅまは、自分から菊池のもとへ行って島妻(あんご)にしてくださいと頼み、服まで脱ぐのに、菊池さまは服を着せてくれて、逆に結婚を申し込むというウルトラC
普通だったら服を脱いできたら、ここで押し倒しそうなところですが、そんな野暮なことをしないで、ちゃんとした女として最上級の扱いをするというのは、流石としかいいようがないです
「おんな城主直虎」のときも、そうだったけれど、やはり脚本家が女性だと女心というのをわかっていらっしゃいますね
女がこうして欲しいというのを見事に抑えてくるんですよね〜
もう、本当にありがとうございました♡
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